社会

広島・呉市の商業施設女性刺殺事件…逮捕された男のあきれた素顔

イラスト/佐藤ヒロシ (C)週刊実話Web

9月3日午前8時35分ごろ、広島県呉市の商業施設『ゆめタウン呉』の駐輪場から、突然「キャーッ」という女性の悲鳴が三度も上がった。

通報で警察官が駆けつけると、同市に住むパート従業員の川島雪枝さん(58)が血を流して倒れており、搬送先の病院で死亡が確認された。現場には凶器に使われたとみられるナイフが残されており、犯人がバイクで立ち去る様子が防犯カメラに映っていた。

事件から1時間後、呉署に出頭してきた同市の清掃員、大江博之容疑者(47)が、川島さんをナイフで刺したことを「間違いない」と認めたため、殺人容疑で逮捕した。

「川島さんは背中や右太ももなどを何度も刺されており、司法解剖の結果、動脈が切断されていることによる失血死でした」(捜査関係者)

怒ると体がブルブル震え出す…

2人は顔見知りで、今年4月には川島さんが、大江容疑者とのトラブルを警察に相談。しかし、警察はその場で解決したとして対応を終えていたという。

「勤務先が一緒になり、付き合うようになったようです。過去にはDV騒ぎもありましたが、事件の前日には2人して仲良く話をしながら、近所を歩いているところを目撃されています」(容疑者の知人)

大江容疑者のフェイスブックによれば、呉市で生まれ育ち、地元の学校を卒業しているようだ。

「彼は40歳ごろから、フェイスブックに《彼女募集》などと書き込み、恥ずかしげもなく年上熟女と外国人女性が好きと公言していました。昔から感情の起伏が激しく、怒ると体がブルブル震え出す。ささいなことでも、いきなり逆上する危ない男です」(別の知人)

警察は大江容疑者の犯行動機について、さらに詳しく調べている。

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