早くも日本テレビは、来年の『24時間テレビ』の放送を決断したという。しかも、メインパーソナリティーが来年も『King&Prince』で決まっているというのだから驚きだ。
「ジャニーズは二つ返事でOKだったそうです。いくらジャニーズの人気タレントと言っても、コロナ禍では仕事も先細り状態ですからね」(事情通)
そもそも、日テレが早々に来年の『24時間』制作を決めた背景として、完璧な感染対策を実施し、今年の出演者やスタッフから1人も感染者を出さなかったことが大きな自信につながったという。事実、日テレが作成したコロナ感染対策マニュアルは、世界中のメディアからも注目を集めている。
「東京五輪で日テレの存在を知った海外のテレビ局などから、マニュアルの閲覧申請が相次いでいるんです。ここだけの話、IOCからも非公式に要請があったそうです」(同局関係者)
番組スタッフルームに人がいない!?
ところが、最近になって〝ある疑惑〟が持ち上がった。なんと『24時間』終了後、番組に参加していた制作会社のスタッフらが「次々と消えている」というのだ。漏れ伝わってきたのが〝コロナ隠蔽〟の疑惑だ。
「番組スタッフルームのある26~27階はほとんど人がいませんね。その理由を尋ねると、多くの制作会社が判で押したように『夏休みを取得中』とか『在宅勤務』と答えるんです。通常の日テレのレギュラー番組を担当する制作会社は、常に人手不足状態なのに、物凄い人数がスタッフルームから消えているんです」(同・関係者)
こんな声も。
「制作会社にしたら『24時間』は大きな収入源。あらゆる方面から圧力が掛かったのでは、と邪推してしまうんです。いずれにせよ、日テレは『24時間テレビ』スタッフの感染事情を最低でも1カ月間は追跡し、発表すべきです。500人以上のスタッフを1カ所に集め、人流を作っているわけです。通常なら感染者が出ないはずがない」(医療関係者)
ちなみに、こうした声は日テレ上層部に一切届いていないという。
「今年の『24時間テレビ44』は2日間全枠の世帯平均視聴率(関東地区・ビデオリサーチ調べ)が12.0%。全44回中、歴代29位タイ。個人平均視聴率は7.0%で1997年以降の25回中、22位。『東京五輪2020』という一大イベントが終了した後の番組です。いろいろなことを考慮しても、まずまずの結果だったと考えている。広告収入も20億円超え。例年に比べれば少ないが、コロナを理由に他局からスポンサーが逃げ出している現状において、この額は営業的には100点満点の結果なんです」(番組事情通)
『24時間テレビ』は不滅なようだ。
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