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JRA重賞『新潟記念』(GⅢ)本誌競馬班“厳選”軸1頭+相手5頭!

JRA重賞『新潟記念』(GⅢ)本誌競馬班“厳選”軸1頭+相手5頭!
(C)JRA

過去10年、3連単10万馬券以上が6回と、波乱傾向は強め。1番人気は【2・2・0・6】と心もとない成績で、以下9番人気ぐらいまで複勝率に大きな差はない。

まさに、どこからでも狙えるレースだ。また「サマー2000シリーズ」の最終戦でもある。王者へのチャンスがある馬の勝負度合いもチェックしておく必要はありそうだ。

★軸馬=ショウナンバルディ
5月以降の4戦は③②③⑤着と、安定して掲示板内をキープしているショウナンバルディ。前走の小倉記念は、先行して早めに後続に突かれるという厳しい展開となりながらも、一気にバテることなく粘っていた。陣営は、勝ってサマー2000シリーズのチャンピオンを狙う腹づもりで、戸崎騎手を確保。必勝態勢で臨む。

★相手=ザダル
これまでの10戦のうち、距離が長かった菊花賞(2秒0差13着)を除けば堅実に走っているザダル。前走のエプソムCは8カ月ぶりで12キロ増と、目いっぱいの仕上げでもない中でしっかりと勝ちきった。ここも3カ月ぶりとなるが、前走で分かるように休み明けは苦にしない。左回りは5戦【3・0・1・1】で、着外は毎日王冠の5着だけ。ハンデは重くなるだろうが、この相手なら好勝負必至。

★相手=トーセンスーリヤ
前走の函館記念は、好位から直線で力強い伸び脚を見せ、後続に3馬身差を付けたトーセンスーリヤ。昨春に新潟大賞典で重賞初制覇を飾って以降、ややモタついていたが、それらを吹き飛ばすかのような圧倒的なパフォーマンスだった。前述のように、新潟2000メートルで重賞を勝っており、コース替わりも問題ないだろう。この馬も、勝てばサマー2000シリーズの王者となるだけに、陣営も力が入っているはず。

アドマイヤポラリス着外なしの2000Mで激走期待!

★相手=ラインベック
前走の江ノ島Sでは、逃げて上がり33秒0と、完璧な立ち回りで後続を封じたラインベック。ここは昇級戦となるが、中京2歳Sを勝ち、東スポ杯2歳S3着、若駒S3着とOPクラスでも好走歴があり、NHKマイルCでも0秒6差8着と善戦。GⅢのここならポテンシャルは引けを取らない。また、初の新潟芝も、全兄ジナンボーがこのレースで2年連続2着と好走しており、適性はあるはず。

★相手=パルティアーモ
2000メートルの糸魚川特別、弥彦特別の2勝を含め、新潟芝では6戦して【3・1・1・1】(唯一の着外も4着)と好相性のパルティアーモ。直線が長く平坦で左回りという条件は最適なのだろう。本来は先行タイプだが、スタートひと息で後方からになった3走前の新潟牝馬Sでも3着まで追い上げているように、展開不問の強さがある。重賞初挑戦だが、その分、ハンデは恵まれるはず。軽量を利しての上位進出に期待したい。

★相手=アドマイヤポラリス
前走の目黒記念(2500メートル)は13着に終わったアドマイヤポラリス。それも含めて、このところ2200メートル以上の距離を走っているが、2000メートルは【2・3・3・0】と好成績。ここは距離短縮での変わり身があっても不思議はない。過去10年、友道厩舎の馬は、新潟記念で【4・0・0・2】の好相性を誇る(ラインベックも該当)。

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