東京パラリンピックで日本勢が大活躍している。8月31日までに金5、銀6、銅11のメダルを獲得。過去最多だったアテネ大会に迫る勢いだ。
そんな中、国民栄誉賞も受賞したアスリートのツイートが注目を集めている。
初めて競技用車いすに触れさせていただきました😊😊
めっちゃ軽くてビックリ‼️#競技用車いす#レーサー#9キログラム pic.twitter.com/TRCSYuznVq— 吉田沙保里 (@sao_sao53) August 30, 2021
《初めて競技用車いすに触れさせていただきました めっちゃ軽くてビックリ!!》
【《》内はすべて原文ママ・以下同】
こうツイートしたのは、元レスリング選手の吉田沙保里さんだ。パラリンピックで使用されている陸上競技用の車いす「レーサー」を持ち上げた写真を添えていたのだが、コメント欄には意外な反応が。
《力自慢してるのかと思ったら、軽さのアピールだった》
《この写真で競技用車椅子が軽くは見えない 持つ人が霊長類最強女子なので》
《吉田沙保里さんが言うと、本当に軽いのかどうか判断しにくいなww》
《安心してください! これは吉田沙保里さんが持っているから軽そうなのではなく、本当に軽いです。。》
F1やホンダジェットの技術も応用
陸上競技用の車いす「レーサー」は、アスリートをサポートするためにさまざまな最新技術が盛り込まれている。
「トラックで時速40キロ、ロードの下り坂なら時速70~80キロに達するため、フレームには軽くて丈夫なカーボン素材を使っており、コントロールしやすく振動吸収性にも優れています。メインフレームにF1やホンダジェットで培った技術を採用している車体もあるほどで、極限の軽量化と高剛性化を追い求めた結果、重さは7~9キログラムほどに抑えられているのも特徴です」(スポーツ紙記者)
吉田さんは、こうしたマシンの軽さを伝えたかったのだろうが、〝霊長類最強の女子〟と呼ばれただけに、何を持っても軽く見えてしまうというわけだ。
坂道系のアイドルなどが持っていれば、もっと軽さをアピールできたのかもしれない。