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“アンヌ隊員”ひし美ゆり子『セブン』の後の覚悟…「伝説の野外濡れ場映画」7選~Part5~

(画像)BLACKDAY / shutterstock

ひし美ゆり子といえば特撮ドラマ『ウルトラセブン』(TBS系/67年~68年)で、ウルトラ警備隊のアンヌ隊員役を演じたことで知られる。テレビ育ちのシニア世代にとっては、忘れることのできないヒロインだろう。

もともとは東宝の女優で、加山雄三の『若大将』シリーズなどに出演していた。72年に専属を解かれてからは、各社の映画に出演。裸を売り物にして活躍することになる。

ひし美は二度、映画で野外濡れ場シーンを演じており、最初はサスペンス・アクション『鏡の中の野心』(72年/松竹)で、スケコマシの荒木一郎に犯される。

砂浜を全裸で逃げ回るひし美を、荒木一郎が強引に捕まえて砂の上に押さえ込む。右胸を手でつかみながらカラダ全体に舌をはわせ、股を広げ……その際、ひし美は砂がついた腕を大きく広げながら悶えてみせるのだが、堂に入っていてなかなかのものだ。

これでよく成人指定にならなかったものだ…

二度目は、高校生役の大門正明に凌辱される青春映画『高校生無頼控 突きのムラマサ』(73年/国際放映、東宝)。女教師に扮したひし美を大門が追いかけ、捕まえて野原に押し倒す。

まずはシャツとスカートを脱がす。次に白いブラジャーと白いパンティーを脱がして、放り投げる。すると、ブラジャーが木の小枝に掛かってしまうのが笑わせる。

大門も全裸になり、上から激しく責め立てる。ひし美はたまらずアゴを上げ、やがてエクスタシーに達する。勢いよく屹立したバストの先端と、アゴの下にあるホクロが実に悩ましい。

シーンはこれで終わらない。最後は立ち木を支えにして、扇情的な立ち姿での〝合体〟まで見せる。全部で4分半ほどだが、これでよく成人指定にならなかったものだ。いい時代である。

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