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わくわく『地方競馬』情報~第21回サマーチャンピオン/第18回スパーキングサマーカップ

(C)週刊実話Web

夏の終わりの地方競馬は、秋競馬に向けて連日注目レースが目白押しだ!

まずは、佐賀競馬の夏のビッグレース『第21回サマーチャンピオン』(9月1日・JpnⅢ・1400メートル)を取り上げたい。

佐賀競馬には、ダートグレード競走が2月の佐賀記念とサマーチャンピオンのみ。さらに、小倉競馬場に滞在するJRA勢の有力馬が出走することも容易のため、毎年JRAのトップクラスが参戦してくるという、大注目の一戦となっている。

今年もレベルの高い面々が名乗りを上げてきた。まずは海外遠征で2戦中1勝を挙げたコパノキッキング(騙6)。再コンビとなる武豊騎手と昨年3着の雪辱戦となる。そして、今年のかきつばた記念など3つの重賞タイトルを持つラプタス(騙5)も、1400メートルは大の得意だけに好走は必至だろう。天保山Sで2馬身半差をつけて圧勝したピンシャン(牡4)は、引き続き川田将雅騎手とのコンビ。連勝の勢いそのままに、初の重賞タイトル奪取へ臨む。

過去10年の1番人気馬の成績は…

その他、今年5月の北海道スプリントCで重賞制覇を決めたヒロシゲゴールド(牡6)、多くの重賞タイトルを持つサクセスエナジー(牡7)などレベルは高い。地元勢からは、吉野ケ里記念で復活ののろしを上げたミスカゴシマ(牝4)が出走予定。強敵相手に地元の意地を見せることができるか注目だ。

そして、8月31日に川崎競馬で行われるのは『第18回スパーキングサマーカップ』(SⅢ・1600メートル)だ。以前は条件馬に有利な斤量だったため、第10回までの勝ち馬のうち6頭が重賞初制覇を成し遂げるという出世レースでもあったが、今はオープン馬が実力を発揮しやすい負担重量に変わり、毎年A1級のトップクラスが優勝馬に名を連ねている。

過去10年の1番人気馬の成績は【4・3・0・3】で人気馬が強い印象だが、2011年にはベルモントルパンが単勝63.4倍の大波乱を演じ、3連単は86万超えの高配当となった。1、2着馬の前走の着順を集計すると【1・6・5・8】で、前走1着だった馬は13年のトーセンアドミラルただ1頭のみ。夏場に連勝することが難しいという事実は、予想のキーポイントとなる。

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