〝関西の女帝〟こと上沼恵美子の周辺が騒がしい。何と引退話が持ち上がっているようなのだ。騒動の発端となったのは『上沼恵美子のおしゃべりクッキング』(朝日放送)からの降板話。26年目にして、上沼自らが制作関係者に降板を申し出た話がテレビ界に広まったのだ。
「上沼の1本当たりのギャラは120万円。昨年3月から番組の売りでもあるゲストを呼べず編集された再放送ばかりだった。上沼はこの制作体制に我慢がならず、自ら降板を口にし出したというんです」(事情通)
そうした中、漏れ伝わってきたのが意外な話。そもそも上沼の降板は、以前からくすぶっていたという。
「25年続いた長寿番組『快傑えみちゃんねる』(関西テレビ)を昨年7月に突如、終了してしまった。その背景に上沼によるお笑いコンビ『キングコング』梶原雄太へのパワハラ疑惑があった。『おしゃべりクッキング』でも似たような問題が指摘されていたんです。常日頃から不満を料理人などにぶつけていたようなんです」(同)
高いギャラの割に視聴率は…
その結果、局サイドがイの一番に気を使ったのは上沼ではなく、番組を長きに渡りサポートしてきた辻調理師専門学校の主任・専任教授だったという。朝日放送関係者が話を引き取る。
「『おしゃべりクッキング』の打ち切り話は、リニューアルに向けた朝日放送の観測気球だと思います。ギャラの割に視聴率3~4%台と、横ばい以下になりつつある。パワハライメージもスポンサーにとっては最悪です。外堀を埋め、上沼が自ら番組を辞めるという形を狙っているのかもしれません」(放送作家)
さらにこんな話も…。
「現在、彼女のレギュラー番組は3本のみ。1本当たりのギャラは昼帯にもかかわらず120万円以上は持っていく。もしも、これらの番組を若手芸人らに開放すれば、番組制作費は3分の1以下ですむ。上沼は異常にプライドが高い。レギュラー番組がなくなれば即、引退を発表すると見られている」(編成関係者)
降板クッキング!?
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