歌手の西川貴教が主催する『イナズマロックフェス2021』の中止が8月22日に発表された。
理由は言うまでもなく、新型コロナウイルス感染拡大とそれに伴う県からのイベント開催自粛要請、地元住民の開催を不安視する声の高まりだという。
「地方創生と地域振興、さらに琵琶湖の環境保全を目指し2009年にスタートされた同フェスは、滋賀県草津市・烏丸半島芝生広場で開催される予定で、西川をはじめ、『ゴールデンボンバー』、『UVER world』、『ももいろクローバーZ』、『AKB48』、『MAN WITH A MISSION』等の出演が発表されていました」(エンタメ誌記者)
公式サイトではチケットの払い戻し対応がすでに始まっており、イベントの代替措置については未定となっている。記者会見の様子はYouTubeでも配信され、西川は「是が非でも続けるということよりも、一緒に将来、まだまだこれから先、10年、20年とこのイベントを続けて、県民の皆さんと一緒により大きなものに変えていくために今、(中止の)決断せざるを得ないという判断に至りました」と地元への愛を口にした。
この発言がネット上で話題となり、ツイッターでは西川の公式アカウントへ絶賛の声が送られた。
《イナズマの会見見ました。県民の皆さんの安心安全を考え、長いお付き合いを続けていけるよう潔い判断だと思いました》
《イナズマロック中止は残念ですが、英断だと思います! 引き続き感染対策をよろしくお願いいたします》
《イナズマロックフェス中止のご決断、昨日はそうかぁ、とも思いましたが、今、この瞬間も苦しい闘病生活の方も居られ医療も逼迫した現実。広がらないようにご配慮の気持ちが、どうか叶いますように》
開催された『フジロック』では…
また、匿名掲示板でも、
《開催を楽しみにしている来場予定の人の中に不安を抱えながら行く人もいただろう。やはりフェスはコロナ感染の不安なく心から楽しみたいので今回の中止は主催者側の不利益よりも来場者のことを想っての素晴らしい決断だと思います》
《中止の場合でも、開催の場合でも、なぜ中止なのか、なぜ開催するのか、主催者の意思が明瞭に、論理的に、分かりやすく説明されることが重要 今回の中止会見はそれが際立っている どこかの首相と大違いだ》
こちらも賞賛のコメントが相次いだ。
今回の西川の決断と比較されてしまったのが、先週末の21日~22日に新潟県苗場スキー場で開催された『フジロックフェスティバル』だ。主催者は感染防止対策を施した上で、来場者に会場付近で他人と集まることや複数人数での飲食や交流や密集、密接をしないようお願いをしたが、一部観客による〝ルール破り〟があったという。
こうした中で『イナズマロックフェス』が中止という英断を下しただけに、『フジロックフェスティバル』は余計に際立った格好だ。来年以降に開催する際には、周辺住民はきっとウェルカムしてくれることだろう。
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