肌の露出が極端に少なく、「期待外れ」だとしてフリーアナウンサー・鷲見玲奈の写真集が酷評されているが、それ以上にファンが不満を抱いている写真集がある。女優の長澤まさみが、デビュー20周年を記念して出版した写真集『ビューティフルマインド』だ。
「長澤にとって9年ぶり10冊目、30代になって初の写真集です。3人の人気カメラマンがそれぞれテーマを設け、私生活をのぞき見しているようなドキュメンタリータッチ、質感や色が特徴的なメークにこだわった設定、近未来的で異世界に迷いこんだような世界観など、全く異なる長澤の魅力を引き出しています」(芸能記者)
さらに、ファッション、化粧品、自動車、百貨店などの〝実際にありそうな広告〟をイメージして制作した架空の広告ページも掲載。20周年記念企画として、これまでの共演者やお世話になった人との対談、アーティストとのコラボ企画なども満載だというが…。
鷲見玲奈同様の“これじゃない感”
「水着やボディーラインぴっちりの衣装のカットなどもありますが、鷲見玲奈同様、ファンからすれば〝これじゃない感〟が強かったんでしょう。長澤は、昨年公開された主演映画『MOTHER マザー』で男にだらしない母親役を演じ、艶っぽいシーンもこなすなど新境地を開拓していましたからね。ファンは、熟女になった長澤のセクシー写真集を待っていたのに、アート全開でがっかりしたんだと思います」(同・記者)
大手通販サイトAmazonのレビュー欄も荒れ気味だ。
《アート作品や金魚だけの写真のページには腹が立ちます。アート作品や金魚の写真が見たくて買った訳ではありません。長澤まさみさんが見たいんです。(中略)「新感覚」とか言いながら、作り手側の自己満足を押し付けています。余計なことをしないで、ストレートに長澤まさみさんを見せてください》
《彼女のキャリアからしたら、アイドルぽい水着やセクシーな下着姿なんて期待できないと。でも、なんか買ってしまったんだ。だから案の定、暗い照明や海外のモデル紙のような奇抜なファッション、肌質までわかるくらいの顔のドアップ。読む気も失せる鼎談、対談。何故くっきー!さん?読んだらわかるんだろうけれど、読んでません》
《かっこつけたい雰囲気だけの駄作。オリンピック開会式と似ている。旬を逃した女優、と彼女を取り囲む大人たちの慢心…。何か伝えたいメッセージがあるのかと思いきやそうでもない。無理して出さなきゃいいのに…》
【《》内はすべて原文ママ】
とはいえ、税込価格2970円で、発売前から重版が決定しており、3万部を突破する勢いだというからスゴい。〝腐っても鯛〟ということか。
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