滋賀県大津市の17歳の少年が、小学校1年生の6歳の妹を暴行して死亡させた「大津小1女児暴行死事件」。8月1日の事件発生当初、少年は「妹がジャングルジムから落ちた」と、公園の近所の人に助けを求めており、痛ましい事故と報じられていたが…。
「妹の体には100カ所以上の皮下出血があり、肋骨も複数折れて内臓破裂も確認されたため、警察が少年を追及したところ、暴行を認めて『妹の世話がつらかった』と供述。8月4日に傷害致死の疑いで逮捕されたんです」(全国紙社会部記者)
さらに、この兄妹が長年、施設に預けられていたことや、まだ一緒に暮らし始めて4カ月しかたっていないこと、事件当日まで母親が数日間にわたって家を空けていたことも判明。母親のネグレクト(育児放棄)を疑わせる事実も、次々と明らかになった。
「2人の母親は、『文春デジタル』の取材に対し、五度の結婚歴があり、兄妹の父親が別人であることなどを明かしています。文春は、母親が経済的に困窮しており、全部で4人もいる子どもたちを養育できず、家賃の滞納などもあると指摘。母親も『悪いのはすべて私だと思います』と反省しているようです」(同・記者)
妹が深夜に「1000円貸してほしい」
こうした報道が出ると、当初は兄を鬼畜扱いしていたネットの批判の矛先が母親に向いたのである。
《もうこれ以上子供を作らないでほしい。まともに育てることすらできてないじゃん》
《全部私の責任っていうけど、最初からきちんと責任持って育てていたら今回みたいなことで死ぬことなどなかっただろう。マジで怒りを覚える》
《ちゃんと育てられないのに4人も産むなよ。こんな母親の元に生まれてきた子供達がいい迷惑だ。懲りもせずに5回も結婚ってバカなの?》
《ろくに生活も出来ない状態なのに、なぜ17歳の長男と6歳の娘を連れ戻したんだろうか。そもそもまともに育てた期間なんて皆無じゃん》
【《》内はすべて原文ママ】
事件の10日ほど前には、深夜のコンビニで妹が客に「1000円貸してほしい」とお願いして通報され、兄妹が保護されていた。その際、妹に目立った外傷などはなかったというが、警察や児童相談所は、この家庭の複雑な環境や母親の育児放棄に近い状態を把握していたはずだ。
このときに、もっと踏み込んだ措置ができなかったか。これ以上、幼い命を犠牲にしてはならない。
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