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新田真剣佑、女性スキャンダルにギャラ要求…死去した父・千葉真一さんとの確執

千葉真一さん
千葉真一さん (C)週刊実話Web

アクション俳優としてハリウッドでも活躍した千葉真一さんが、8月19日午後5時26分、新型コロナウイルスによる肺炎のため、入院していた千葉県内の病院で亡くなった。82歳だった。

「7月末に新型コロナの陽性が判明し、本人の希望で自宅療養していたそうですが、肺炎が悪化したため、8月8日に入院。酸素吸入を続けていたが、帰らぬ人になってしまいました。ちなみに、ワクチン接種はしていなかったようです」(スポーツ紙記者)

私生活では、2017年に亡くなった女優の野際陽子さんと1973年に結婚し、長女が誕生したが、94年に離婚。その後、一般女性と再婚し、新田真剣佑と眞栄田郷敦を授かった。現在は2人とも俳優として活躍し、長女の真瀬樹里も女優になっている。

父の最期を看取れなかったという真瀬は、所属事務所を通じて「天国から、両親が見守ってくれていることを信じて、胸を張って見せられる仕事ができるよう、精一杯生きていきたいと思います」とのコメントを発表。真瀬同様に看取ることができなかったが、防護服を着て遺体と対面できたという眞栄田も、「一方的な約束をしてきました。それを守るだけです」とコメントし、さらなる飛躍を誓った。

父のパーティー出席にギャラを要求

ハリウッド進出を目指して今年の春に渡米した新田は、千葉さんの死去から一夜明けた20日夜、自身のインスタグラムで「No matter where I am, you’ll always be in my heart.
Love you so much Dad.(僕がどこにいようと、いつも心の中にあなたはいます。お父さん、愛してる)」とコメントを発表。

「以前から、千葉さんと新田の間では確執が囁かれていただけに、このままコメントを出さないつもりかと思われましたが…」(映画関係者)

2人の〝溝〟が浮き彫りになったのは、19年11月に行われた千葉さんの芸能生活60周年を祝うパーティーだった。取材に訪れたメディアの狙いは、千葉と息子2人のスリーショットだったが、撮影を許された開演前の囲み取材に姿を現したのは千葉のみ。さらに、一部メディアが、このときに新田が水面下で千葉に対してギャラを要求していたことを報じたのだ。

「新田の女性スキャンダル対策や、千葉が信頼している男性に新田のファンクラブ運営を任せたところ金を持ち逃げされるなど、新田との間にはいろいろと〝火種〟がありましたからね。その後、親子関係が修復したという話は聞こえてこないが、さすがに実の父親の死去にはコメントを出したようです」(芸能記者)

新田は、渡米前に日本の大手芸能事務所を退所し厳しい環境に身を置いたことで、こういうときの〝大人な対処〟を身に付けたのかもしれない。

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