伊藤健太郎“とんずら俳優ニゲ太郎”の悪評と女グセ

「映画やドラマに引っ張りだこ。CMも、関東ローカルを含めると14社と契約するほどの売れっ子になって戻ってきてくれたんですから、現在の所属事務所にとっては有り難い話だったはずです。ただ、この移籍をめぐって前事務所が激怒し、現事務所を提訴することも考えていたようです」(前出・芸能記者)

接触事故程度でピーピー言う前事務所に後ろ足で砂をかけ、我が世の春を謳歌していた伊藤。もともとファンだったという女優のYを、映画の共演をきっかけに猛アタックで口説き落とし、都内の高級タワーマンションで同棲も始めていたという。

「かなり絶倫だという伊藤に、Yもベタ惚れ。ステイホームの自粛期間中、セックス三昧だったと噂されています。2人は周囲にのろけまくりでしたが、今回の逮捕でYの事務所からは『別れろ!』という命令が出されたそうです」(ワイドショースタッフ)

2人の交際のきっかけとなった映画『とんかつDJアゲ太郎』は、タイミングの悪いことに伊藤の送検当日(30日)に公開初日を迎えていた。

「かつて、ここまで呪われた作品は見たことがない。実家のとんかつ店を手伝うアゲ太郎(北村匠海)がクラブのDJを目指す物語なんですが、弟子入りする師匠のDJ役が大麻で逮捕された伊勢谷友介。アゲ太郎の父親役のブラザー・トムも、熊本地震の被災地でボランティアの女性と不倫。えげつないモラハラで不倫相手を追い込み、コメディー映画なのに公開前から『もう笑えない』と酷評されていましたからね。〝揚げ句〟、アゲ太郎のライバル役の伊藤がひき逃げです。ネットでは伊藤のことを〝とんずらDJニゲ太郎〟と命名し、大炎上ですよ」(前出・映画業界関係者)

伊藤健太郎“ジ・エンド”違約金総額は5億円とも…

他にも伊藤は、女優の黒木瞳が監督を務める映画『十二単衣を着た悪魔』で主演を任されていた。

「この『十二単衣』にも伊勢谷が出演しており、一時はお蔵入りすら噂されたが、なんとか予定通り11月6日に公開することが決まった。ただし、大麻の伊勢谷は当然のこと、先輩にタメ口を利いたり二日酔いで酒臭いまま現場に来ていた伊藤も、これでジ・エンド。もともと苦々しく思っていたスタッフが多すぎて、伊藤の芸能界復帰の可能性は0%です」(同)

こうした映画などのプロモーションのために出演が予定されていたテレビ番組なども急きょ差し替えとなり、ほとんどのCMも停止。違約金の総額は5億円とも言われている。

送検後、警視庁東京湾岸警察署から同日夜に釈放された伊藤は、「これから一生かけて償っていきたいと思っています」と深々と頭を下げたが、彼の未来が再び〝アゲ〟に転じることはなさそうだ。