芸能

モデル/プロ雀士・岡田紗佳インタビュー~“役満ボディー”なのに陰キャラ!?

岡田紗佳
岡田紗佳(C)週刊実話Web

豊満すぎるGバストに股下83センチの磨き上げられた美脚――。「役満ボディー」と名付けられ、モデルやグラビア、バラエティー、さらにはプロ雀士としてMリーグでも大活躍する岡田紗佳。美貌だけでなく偏差値72の才媛ながら、意外にも「陰キャ(陰気なキャラクター)」なんだとか。その〝実態〟に迫る!

――ファッション誌『non-no』の専属モデルからバラエティー、そしてグラビアへ。そこからどうしてプロ雀士を目指したんでしょう?

岡田 父が日本人、母が中国人なので、6歳から12歳まで中国に住む祖母の家で暮らしていたんです。そこでは麻雀はごく普通に身の回りにあったので、日本でのイメージとは全然違うんですね。例えるならトランプみたいに身近なゲームでした。それで、プロフィルに麻雀ができると書いたのが、番組に呼ばれるきっかけでした。

――「特技・麻雀」と?

岡田 いえ。実戦のゲームは1、2回しか経験がなかったので、それはちょっとおこがましいと思い「特技・盲牌」と書いたんです。

――牌を指の腹で触るだけで文字を当てる技術ですね。

岡田 そしたら、『大学対抗麻雀駅伝』(テレビ東京)という番組から声がかかって、青山学院大学代表として出演させてもらいました。それがきっかけで、いま所属している団体(日本プロ麻雀連盟)から声をかけていただいたんです。「プロ雀士にならないか」って。

――試験には一発合格?

岡田 はい。1年間勉強して受かりました。

――実戦経験がほぼゼロだったのに、それはすごい!

岡田 私、もともとオタク気質なので勉強は好きなんです。本を読んだり、プロの勉強会に参加したりして、筆記問題や点数計算問題も苦にはなりませんでした。

――ということは、学生時代も勉強家だった?

岡田 中国にいた6年間は、勉強しかしてなかったです。学校も祖母も厳しくて、両親と離れて1人で行っていたのですが、夕方に学校から帰宅して宿題をやるだけで毎日22時くらいまでかかるんです。勉強漬けの日々でした。

ランウェイを歩くのとは全く違う快感

――帰国して中学に入り、高校は青山学院高等部。当時の偏差値は覚えてます?

岡田 72でした。

――めちゃくちゃ優秀!! 得意な科目は?

岡田 数学などの理系ですね。暗記するよりも問題を解く方が楽しいので。必ず答えが出るし、論理的に考えるのが好きでした。麻雀が好きなのも、計算したり考えるのが好きだからです。

――プロ雀士の資格は取ったけれど、それを仕事にしていこうと思ったわけではないでしょ?

岡田 もちろんです。最初は肩書の1つになればいいかな、くらいの気持ちでした。でも、プロになって実際のリーグ戦に参加したりテレビ対局に出るようになると、勝った時の喜びが他の仕事で得られない快感というか、アドレナリンの出具合が全然違うんです。

――モデルとしてランウェイを歩くのとも違う?

岡田 別物ですね。ランウェイを歩くのは応援してくれる人を見られるという点ですごく嬉しいんですけど、自分の選択で勝ちをもぎ取ることができるというのは、他の仕事ではないかなと思います。

2019年、彼女はMリーグ(チーム対抗戦のナショナルプロリーグ。麻雀のプロスポーツ化を目的とし、18年7月に発足)で、新規加入の『KADOKAWAサクラナイツ』からドラフト指名されてMリーガーとなる。年間118試合をこなす長丁場のチーム戦だ。

――岡田さんの麻雀は強気で迷いが少ない雀風に見えます。試合前にジンクスを担いだりルーティンなどはありますか?

岡田 ルーティンを決めてしまうと、それをやらないと負けそうな気がしてしまうので決めないようにしています。ただ、ラスを引いた時(ゲームで最下位になること)だけ、「おいせさんのお浄め塩スプレー」というのを持っていて、これを吹きかけてリセットするようにしています。効いてるのかどうか、次のゲームでは不思議に挽回できるんですよ。

運動神経はめちゃくちゃ悪いです

――勉強大好きとは言っても、その美貌でボディーなんだからモテたでしょ?

岡田 ところが、モテ期はいまだに来てないです。そもそも、家を出るのが嫌いなので、出会いの機会もないんですよね。

――まさか!? いかにもモデルっぽい、派手な生活をしてそうに見えますよ。

岡田 そういう場所には全く興味がなくて、合コンにも行ったことがないです。〝陰キャ〟なので。

――アウトドアも苦手?

岡田 運動音痴というか、アレルギーなんです。運動誘発性アレルギーといって、過度な運動をするとじんましんが出ちゃうんです。なので、運動神経はめちゃくちゃ悪いです。50メートル走は11秒かかります(笑)。

――それは…見た目とのギャップがすごい。

岡田 基本、家の中にいてゲームをしてるかアニメを見ています。可愛い女の子のキャラが好きで、そういうのばっかり見てますね。同じ趣味同士で遊んでいて、いつの間にか付き合う…ということが多かったです。

――そういう人たちのデートって何をする?

岡田 家でゲームしてるか、ゲームセンターに行くのがデートでした。

――最近、プロ雀士同士の結婚が多いようですが、勝負師同士のカップルはうまくいくと思いますか?

岡田 そこは麻雀プロあるあるなんですけど、誰と誰が付き合ってるとなると、「麻雀の話する?」と聞いてしまいます。結論から言うと、話さないカップルの方が多いみたいですね。いろんな考え方があって、言い争いになることも多いようで、喧嘩になってしまうみたいです。私はなんでも受け入れちゃうので、喧嘩にはならないですね(笑)。

――最後に「役満ボディー」のことを聞かせてください。どうやって維持してる?

岡田 よく聞かれるんですけど、運動はできないので食事には気を使っています。体形の変化にはすごく敏感で、ちょっとでも増えたかも? と思ったら食生活をガラッと変えます。オタクなので、フィットネスは任天堂スイッチのリングフィットを家でやってますね。

――役満ボディーのどこが一番好きですか?

岡田 脚ですね。むくまないようにするなど、結構努力しているので、その成果を褒められると嬉しいです。

岡田紗佳◆おかださやか 1994年2月19日生まれ。T170、B85・W58・H83。亀谷○競馬サロンにてコラム「役満ボディ岡田紗佳の〝ウマく〟楽しく!」毎週土曜日夜掲載中。ツイッター@sayaka_okada219

あわせて読みたい