社会

朝日新聞に“パクリ指摘”相次ぎ炎上「削除してもなかったことにはならない」

(画像) Krakenimages.com / shutterstock

朝日新聞がジャーナリスト・N氏の写真を記事に掲載。他人の〝パクリ〟だったことが発覚し、ネット上で波紋を広げている。

N氏は主に中東やアフリカを取材しているジャーナリストのようで、8月17日に投稿したツイッターでは、《朝日新聞デジタル。写真が更新されました。カブール国際空港の様子です》とツイートし、自身の写真をPR。他にも現地の様子を写した複数の写真を投稿していたが、ネット上でそれらの写真が他のニュースメディアで掲載されているとの指摘が相次ぎ、炎上騒ぎに発展した。

「記事にはタリバーンがアフガニスタン北部クンドゥズに迫り、高齢者を避難させる政府軍の兵士の様子や、カブール国際空港に押し寄せた人たちの写真が掲載されていました。しかし、それらの写真はすでにインドのニュースウェブサイトで使用されていた写真だったのです。記事には『Nさんが現地にいる通訳者から画像を入手した』との記載がありましたが、これが本当なら、インドのニュースウェブサイトも同じ通訳者から写真を譲り受けたということになりますね。また、N氏は同じ写真を自身のツイッターにあたかも自分が撮影したかのように投稿しており、炎上に油を注いでいます」(ネットニュースサイト編集者)

「ちょっと信じられないんですけど」

これを受け、ネット上では非難ゴウゴウ。

《俗にいう…パクり。元の画像を撮った人に許可取ったのかしら》

《人が撮った写真を朝日新聞に売って金儲け。ちょっと信じられないんですけど》

《よくツイート消さずにのうのうとしてられますね~》

《知り合いの通訳から提供してもらった写真って海外メディアの写真じゃん。大嘘つきじゃねーかよ!》

《海外メディアが通訳に写真を流すことなどあり得ないからね。ウソ確定だろ》

朝日新聞はネット上で炎上していることを察したのか、その後、当該記事を削除。17日午後9時過ぎに《本日配信した「『米国の失敗』 20年間のアフガン戦争の大義どこに」は、複数の画像について撮影者や撮影日時などが特定できなかったため、記事を含めて公開を終了しました》とツイートしたのだが…。

ネット上は現在も、N氏と朝日新聞に対して「削除したからといってなかったことにはならない」などと指摘する声が殺到している。果たして、きちんとした説明はなされるのだろうか。

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