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石川佳純に若手げんなり? 水谷隼とは対照的な今後の去就

(画像) Yurii_Yarema / shutterstock

東京五輪の卓球女子団体戦で銀メダルを獲得した石川佳純が、自身のインスタグラムのストーリーズで最新の自撮りショットを公開。フルメークで映る姿には、ファンから「かわいい」「美人」との声が上がり、メダル獲得時以上の注目を集めている。

しかし、彼女のファンが現在、何よりも知りたいのは、今後の去就についてだろう。年齢的な理由から、第一線を退くとも予想されていたからだ。

「五輪前、女子シングルス代表の座を後輩の平野美宇と争い、辛うじて勝利しました。その頃から『卓球が好き』と公言するようになり、東京五輪を経て気持ちがさらに強くなったようです」(卓球関係者)

混合ダブルスで金メダルを獲得し、8月7日に現役引退を表明した水谷隼とは対照的だ。水谷は張本智和、丹羽孝希ら後輩に慰留されたが、「やり残したことはない」とキッパリ。

5年前のリオ五輪では福原愛が、今回は水谷が引退したが、石川のそれは3年後のパリ五輪後に持ち越されるかもしれない。

まだまだ“姉御”の力が必要

「石川がシングルスの代表に決まったとき、五輪広告に出資した企業の担当者は、安堵の表情を浮かべていました。卓球協会も彼女の人気を再認識したようです」(スポーツ協会担当記者)

また、実力面についても好意的な声が多い。

世界ランキング(2021年第32週)では、伊藤美誠が3位、石川が9位で平野は12位。それに追随する日本人選手は19位以下なので、まだまだ〝姉御〟の力が必要なのだ。

「伊藤たち若手は強烈なスマッシュでポイントを奪うスタイルですが、石川の卓球はラリーを重ねていく持久戦型。彼女のような選手は少なくなりました。中国語も堪能で、中国版ツイッター『微博』のフォロワー数は50万人を超えています」(前出・卓球関係者)

年齢的にも今後の出場機会は減るかもしれないが、しばらく〝女王〟の座は安泰か。

とはいえ、居座られる若手たちは何を思う?

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