社会

死亡率70%超「ニパウイルス」の恐怖【新型コロナ“人工ウイルス”説⑤】

(画像) Dean Drobot / shutterstock

新型コロナの次に流行するウイルスが自然由来にせよ、人工的なものにせよ、パンデミックの再来はもう目前に迫っている。

最新のデータによると、新型コロナの収束は2023年と予測されているが、それと入れ替わるようにして、また別のウイルスが流行する可能性も考えられるのだ。

そして、次なるパンデミック最有力候補のウイルスが、死亡率70%とも90%ともいわれるニパウイルスである。

このニパウイルスは、1999年にマレーシアのニパ川沿いでオオコウモリから豚を介し、養豚場のスタッフに感染。その後は東南アジアを中心に感染が確認され、WHOが選ぶ「もっとも健康上のリスクが高い10の感染症」にもその名を連ねている。

潜伏期間45日で効果的なワクチンなし

主な初期症状は風邪に似ており、次いで発熱、頭痛、嘔吐、筋肉痛などに見舞われ、重症化すると2~3日で昏睡状態に陥る恐ろしいウイルスだ。

おまけに、潜伏期間は新型コロナを余裕で超える45日間。効果的なワクチンもいまだ開発されておらず、流行すれば、新型コロナ以上の被害が出ることは一目瞭然だ。

ちなみに、ニパウイルスの患者は中国で確認されていないにもかかわらず、オランダの医薬品アクセス財団は「次のパンデミックのリスクは、ニパウイルスの中国での感染爆発である」と述べている。

人工、自然、関係なく、今後もウイルスの発生源は中国になるということか。

万が一、中国がニパウイルスの遺伝子を操作して、製造された生物兵器でもバラまかれたら、我々のような一般人はもう一巻の終わりである。

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