社会

菅義偉首相の“五輪開催ありがとう”に批判殺到!「まだパラリンピックあるよ」

(画像)Roman Samborskyi / shutterstock

8月9日に首相官邸がアップした動画に、多くの批判の声が集まっている。

それは、菅義偉首相が、新型コロナウイルス感染拡大の中で東京オリンピックが無事に終わったのは、国民の協力があったからと礼を述べた後、あらためて開催した意義を語った内容。同月6日に広島で行われた平和記念式典のように〝読み飛ばし〟もなかったが、動画のツイートには、

《ただの一度もカメラの向こうにいる本当に伝えたい人に(いないのだろうが)目線を合わせなかった ただの一度も。目を見て話しができないなんて悲しい。本当に》

《官僚の書いた原稿等は確かに読みながら間違いない方が良いというのも分かるけど、こういう気持ち的なものに関してくらいはちゃんとカメラ見て言うべき》

《決定的にコミュ障が過ぎるが故に伝えたいことが伝わらない。致命的》

《カメラ目線じゃない。目線の先にカンペがあるのでしょう。つくづく国民の方を見ない……》

相変わらず原稿に目線を向けて話していることに対してツッコミが殺到した。

「まだパラリンピックあるよ」

他にも、開催中にコロナの感染者が拡大したにもかかわらず、何もしないことへの批判も…。

《その間にオマエ コロナで何人死んだ? 死んだモンには詫びんのか》

《開催国としての責任は果たせてよかったですね。でも「安心安全」に国民を守れなかったという意味では一国の首相としての責任を果たせてないようなので辞めて下さい。命より五輪なんて首相は不要です。死んでからでは遅いんです。後遺症が残ってからでは遅いんです。辞めて下さい、お願いします》

しかも、

《すべて終了しました感 東京パラリンピックはやらないんだろうか?》

《いつも思うけど、オリンピック終わったら「終わり」って言いがちやけど、まだパラリンピックあるよ》

これから開催されるパラリンピックを無視したようなメッセージだったせいで、厳しい指摘もされる始末だ。

オリンピック開催で支持率アップをもくろむも、朝日新聞では28%、TBSでは32.6%、読売新聞では35%と、回復どころかさらに下落という結果が出ている。果たして、今の菅首相に人気回復の一手が打てるのか。注目したい。

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