侍ジャパン新監督候補の高橋由伸氏に心配の声「やめてあげて」「気の毒過ぎる…」

東京オリンピックで悲願の金メダルを獲得した侍ジャパン・稲葉篤紀監督の勇退が決まった。

2017年7月31日の就任から4年を超える長い在任期間で、19年の「プレミア12」で初優勝、そして今回の金メダルと実績を残し、次は北海道日本ハムファイターズの監督就任がウワサされている。

次に控える国際大会は2年後の2023年に予定されるWBC（ワールド・ベースボール・クラシック）で、コロナの感染拡大がなければ来年中には予選ラウンドが行われる見込み。そこでの侍ジャパンを率いる新たな指揮官として有力候補に挙げられているのが、前巨人監督の高橋由伸氏だという。高橋氏は長らく巨人のスター選手として活躍を続け、04年のアテネ五輪にも出場。16年からは巨人監督を3年間務めた経験がある。他にもアテネと08年の北京五輪で主将を務めた元ヤクルトの宮本慎也氏の名前も挙がっているが、よりスムーズにチームづくりを進められる点に加え、稲葉監督の意向にも沿うといわれていることから、高橋氏が一歩リードしているようだ。

この件に関し、野球ファンからは多くの意見がネット上に投稿された。

《由伸さんが監督やりたいというなら全然構わないけど無理やり監督にさせるのだけはやめてほしい。もちろんプレッシャーは凄いあるしメンタルが強い人を選ぶべきかな。由伸さんにも少しはいい思いをさせてやりたい気持ちはある》

《高橋由伸さんが監督をやりたいと言っているのであれば、悪くない人選だと思います。でもそうではないのであれば、やめてあげてほしい。まだまだ現役を続けるつもりだったのに外堀を埋められて監督にされ、挙げ句の果てにそのきっかけになった人が自分の後任として戻って来るとか、他チームファンから見ても気の毒過ぎて》

采配に絶望的にセンスがない…

無理やり現役引退させられて監督になった経緯から「本人が望むなら」という声がある一方、

《巨人ファンからするとそれはちょっとなぁ。采配に絶望的にセンスがなかったりして、原が思いっきり舌打ちしてたときがあったりするし。何より叩かれまくる由伸を見たくないし》

《やめた方がいいです。高橋由伸は、選手としては素晴らしかったけど、監督には不向きです》

監督時代の記憶が残っている巨人ファンから反対の意見も飛んだ。

当の髙橋氏は報道があった翌日、『ZIP！』（日本テレビ系）に生出演。水卜麻美アナウンサーから監督就任のウワサ話について振られると「話は来ていない」と明かした上で「来たら考える」と否定はしなかった。さらに高橋氏が監督に就任したらコーチになると囁かれている上原浩治氏から電話が来たことを話し、「俺はやらないよと答えていました」と笑いを誘う姿も見せていた。

オリンピック金メダルと同じだけの結果を求められる侍ジャパン新監督に就任するのは、果たして誰になるのだろうか。