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「東海道新幹線」13号車の乗客が異様な雰囲気で…【ヤバすぎる都市伝説③】

ヤバすぎる都市伝説③「東海道新幹線」誰も乗っていなかった13号車が満席に 
(C)週刊実話Web

今や海外に輸出されるほどになった日本の新幹線技術。しかし、どんなに技術が進んだとしても、鉄道工事には事故による犠牲者がつきものだ。

たとえば1971年に着工し、2010年に全線開通した東北新幹線の犠牲者は103人で、うち転落死者38人となっている。

一方、開業してから50年以上が経つ東海道新幹線は、1959年に着工して5年で開通したといわれているが、実は用地買収に2年を費やしており、実際の工期は3年半しかなかった。あまりの突貫工事だったため、工事関係者だけで210人という多数の犠牲者が記録されている。

それでも、東海道新幹線にまつわる心霊都市伝説は意外に少ないとされるが、次のような話がある。

乗客たちが一斉に念仏を唱え始めた

ある車掌が、列車が静岡駅を通過したのを確認して車内の見回りに行った。富士川の鉄橋をすぎて13号車前のデッキに立ったときに異変に気づいた。

名古屋で検札に行ったときには誰も乗っていなかったはずの13号車が満席になっているのだ。

不審に思いながら車内に入ると、どの乗客も押し黙ったまま無表情で座っている。異様な雰囲気が恐ろしくなり、急いで通り抜けようとしたとき、乗客の中の老人たちが「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏…」と一斉に念仏を唱え始めた。

いよいよ気味が悪くなり、彼は運転室へ行き、運転士にいま見たことを報告したが、取り合ってくれない。仕方なく乗務員室に戻ろうと、再び13号車を通ろうとしたとき、彼は愕然とした。

満席だった車内は、誰もいなくなっていたというのだ。いったい彼らは、どこに行ってしまったのだろうか…。

ヤバすぎる都市伝説④に続く

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