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工事で移転した墓の数だけ犠牲者が?「広島新交通事故」【ヤバすぎる都市伝説②】

ヤバすぎる都市伝説②「広島 新交通事故」工事で移転した墓の数だけ犠牲者が…
(C)週刊実話Web

多くの方が犠牲になった事故にまつわる都市伝説。1991年3月14日午後2時ごろ、広島県広島市で、当時建設中だった「広島新交通システム」の工事で、仮設置していた長さ63メートル、重さ60トンの橋桁が、突然10メートル下の道路に落下する事故が起きた。

橋桁は、並行する県道下り線を赤信号で停車していた乗用車など11台を直撃。橋桁の上で作業していて、下に投げ出された作業員と、乗用車に乗っていた計15人が死亡した。

落下した橋桁の直撃を受けた乗用車は、高さ50センチほどにまでぺしゃんこに押し潰され、シートには腰から靴を履いたままの下半身だけが残されていたという。

近所の人の噂では、事故現場にはもともと墓地があり、新交通システム建設のため移転されたが、その数がちょうど犠牲者と同じ15基だったという。

休んだはずの園児が「おしっこしたい」

また、その日、事故にあってもおかしくないタイミングで事故現場を通る予定だった幼稚園バスが走っていたが、園児1人が「おしっこしたい」と言い出したため、バスを止めた。そのおかげで事故に遭わずに済んだものの、バスを止めた幼稚園児が誰だったのかは、しばらくの間、なぜか誰一人として思い出せなかった。

あとになって記憶が蘇った者によると、名前のあがった幼稚園児は、その日は風邪で休んでいて乗っていなかったという不思議な報告も残されている。

さらに、あるタクシー運転手は、事故現場の直前の交差点の信号が黄色になったとき、普段なら絶対に停止するが、その時に限ってクラクションを鳴らし、前の車を押し出すようにして交差点を通過。その直後に橋桁が落下してきたと証言する。

運転手は、「あの時なぜ強引に渡ったのか、今でもわからない」と言っているそうだ。

ヤバすぎる都市伝説③に続く

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