SNSでの誹謗中傷といえば、昨年5月23日に発生した、女子プロレスラー・木村花さんの死も衝撃的だった。
木村さんは、フジテレビ系のリアリティショー『テラスハウス』出演時の言動がきっかけとなり、ネットで誹謗中傷が噴出。炎上に心を痛め、自ら命を絶ってしまったのだ。
ネットでの誹謗中傷が再び注目されることとなり、高市早苗総務大臣(当時)まで「匿名で人を中傷する行為は人として、卑怯で許しがたい」と発言。これによりSNS事業者は、誹謗中傷をするユーザーの利用停止や情報開示をしやすくなった。
ネットの誹謗中傷に関しては、社会の問題が2つあると考えられる。
ひとつは〝ネットの声〟をあまりに重視するマスコミだ。
ワイドショーや、ネットの記事では「ちなみに、ネットでは○○○という声がある」などと紹介され、まるで国民の総意であるかのように取り上げられることがほとんどだが、本来はどこかの誰かによる、たったひとつの書き込みに過ぎない。
ネットが匿名だと信じて疑わない一般人
書き込みとは、多くの場合、誰かに伝えるための〝意見〟ではなく、その人が思ったこと、一個人の感想でしかない。それにもかかわらず、テレビ局をはじめとしたメディアは、あまりにも〝ネットの声〟に振り回されてはいないか。検証が必要だろう。
もうひとつは、ネットが完全に匿名だと信じて疑わないユーザーの存在だ。IP情報をプロバイダーが開示すれば、個人の特定は容易であり、その土壌はすでにできあがっている。
SNSが浸透し始めてまだ10年ほど。我々は、その正しい使い方が分かっていないのかもしれない。一般人が思う以上に、芸能人は自分の名前でエゴサーチして傷ついているのだ。
芸能人衝撃の自殺③に続く
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