主演を務める以上は、それなりの結果を残さなければならないのがテレビ界の掟だ。
「柴咲と所属事務所は、円満退社と言うにはちょっと憚られるような状態にあった。今回の出演動機はどうであれ、万が一にも視聴率がダメだった場合、即、女優生命の終わりを意味している。色々あっただろうが、正念場なわけです」(キー局編成マン)
そんな柴咲の気になる最新事情を入手した。
「若い頃はそれこそ、ISSA、妻夫木聡、三宅健らと熱愛が報じられる恋多き女だった。いまはステディーな男はいないようです。個人事務所社長、アパレルブランドの経営者、歌手、そして女優業でやっていく腹を括った。男はしばらく眼中にないはずですよ」(ワイドショーデスク)
民放の10月秋ドラマを横目に見ながら、虎視眈々と復活を狙っているのがNHK大河ドラマ『麒麟がくる』の制作陣だ。現在、NHK局内から悲鳴にも似た叫び声が上がっているのだ。
「『麒麟がくる』の視聴率が思った以上に上向かないからです」(NHK幹部)
新型コロナ禍の影響でドラマ収録が進まず、6月7日(第21話)の放送回をもって一時中断した。それから2カ月半余り…。ようやく8月30日(22話)からドラマが再開した。
「コロナ中断前の視聴率は16.3%だったが、ここ直近の数字は12~13%台。しかも、28話(10月18日OA)の新章『京~伏魔殿編』がスタートしたのに、期待された視聴率は12.5%。再開以来、最低視聴率を叩き出してしまったんです」(同)
視聴率を再び上げる起爆剤として期待されているのが、織田信長の正室・帰蝶役の川口春奈だ。
川口春奈が次々と仕事を入れるのは、入籍予定が?
「コロナ禍からの復活回以降、姿を見せていなかった。実はリサーチで川口の帰蝶が想像以上に視聴者に受けていたことが判明したんです」(広告代理店シンクタンク研究員)
ところが、川口を再び多く登場させようにもスケジュールに空きがない状態。開設したYouTubeチャンネルは100万人の視聴者を集め、4月からは『Going!Sports&News』(日本テレビ系)の10周年スペシャルキャスターにも抜擢されている。8月には『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』(TBS系)のレギュラーメンバー就任も発表され、さらにコメディードラマ『極主夫道』(日本テレビ系)のヒロインも務めている。
「いま間違いなく川口はアゲアゲ。その証拠に『極主夫道』の初回世帯視聴率(10月11日)は11.8%。久しぶりの高視聴率です。他にもCMや映画などを入れると、もう寝る時間はないほど忙しいはずです」(前出・芸能プロ関係者)
川口が次から次へと仕事を入れているのには理由がある。
「昨年秋に熱愛が報じられた交際相手で格闘家の矢地祐介との結婚です。〝これだけ働いて事務所に貢献しているのだから入籍を認めてほしい〟と訴えているんです。川口はテレビでもキン肉むきむきの男性が大好物だと公言している。どうやら身も心も矢地の筋肉パワーにメロメロにされているようなんです。さすがに事務所も諦め、結婚を認める方針だそうです」(業界事情通)
そんな中、川口をライバル視し、スタジオで一緒になればメラメラと闘志の炎を燃やしていたのが演技派プラス『カメレオン女優』の異名を取る門脇麦だ。
(Part4に続く)
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