
東京五輪が続く中、めっきり情報が伝わらなくなってしまったのが、米メジャーリーガー、エンゼルス・大谷翔平の成績だ。何かトラブルがあり不振なのかと思いきや、しっかり活躍している。
「7月は月間打率2割8分2厘、リーグ最多タイの9本塁打。同月13日に行われたオールスターゲームでは投打〝二刀流〟で選出されるなどの活躍が認められ、6月に続いて連続でリーグの月間MVPに選ばれました。8月4日には敵地アーリントンでのレンジャーズ戦に『2番・DH』でスタメン出場。6試合ぶりのマルチ安打を記録し今季100安打目をマークと、相変わらずいいペースで打っています」(スポーツ紙記者)
大谷は、トンデモない記録を作りつつある。まず、ほぼ確実な線は40本塁打以上。すでに松井秀喜氏の作った日本人の大リーグ記録31本を大きく抜き、独走。野球評論家の張本勲氏は「50本いくのではないか」と、たびたび発言している。
「日本球界、米国球界でも40本台はホームラン打者の証し。それが50本となれば、間違いなく名前が残る。とてつもない記録です。しかも、100打点超えも確実。勝負強さの証明にもなる。驚くのは盗塁で、15個までに延ばしている。20個いけば俊足ランナーの評価も得るでしょう。投手として、すでに5勝を記録。7勝すれば投手としても一流です」(同・記者)
メダルの多さに喜んでいるのは菅首相くらい!?
大谷がこれほど活躍しているのに、五輪が始まると扱いは一気に小さくなった。
「東京五輪の独占放映権を持つNBCユニバーサルは、米国内でのあまりの低視聴率に頭を抱えているそうです。自国の五輪選手で陸上、水泳で大物選手がいない。しかもバスケもイマイチで集団競技での話題も乏しい。日本はNBCから放映権を時間単位で契約するので、五輪期間中はなかなか〝大谷中継〟を放送できないのです」(テレビ雑誌編集者)
今、大谷の試合は一部ネットTVで放送されているが、
「五輪は日本だけでなく、世界的に若者人気が落ち、そのために今回、公園での遊びのようなボード競技を追加したと評論家も語っています。でも、それがもっと五輪離れを加速したともっぱら。これらは日本でも視聴率が取れていません。五輪が終われば通常の放送に戻りますから、お盆まで大谷はガマンですね」(夕刊紙記者)
メダルの多さに喜んでいるのは、菅首相くらいかもしれない。
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