社会

五輪有観客で物議を醸したばかり…宮城県でまたも仰天な事態が発覚

(画像)Mix and Match Studio / shutterstock

〝宮城のガースー〟こと村井嘉浩知事を巡り、地元がザワついているという。「宮城県では今後、新型コロナの感染大爆発が懸念されています。8月3日の新規感染者数は74人で、70人を超えたのは、4月22日以来のこと、先週の火曜日の7月27日と比べると、約3倍の値です」(地元紙記者)

宮城県では東京五輪のサッカー予選、準々決勝を有観客で行い、物議を醸したばかり。

「それを主導したのが村井知事です。村井知事は菅義偉首相のように、世論を無視した無軌道な政策がたびたび地元民からドン引きされています。2005年から長期知事職にあるため、アンチからは〝独裁者〟呼ばわりされていますよ」(同・記者)

村井知事には記憶に新しい〝前科〟がある。今年2月、「GoToイート」プレミアム付き食事券を県独自で再開。感染を激増させる要因を作ったと批判された。

「当時、一桁台の感染者数が一気に150人超えになったほど。これでGoToが、いかに間違った政策であるかということが証明されました。当然、宮城版GoToは3週間で打ち切りとなりました」(同)

ところが、またも仰天な事態が発覚。東北の夏祭りで有名な「仙台七夕まつり」を、8月6日~8日に開催するというのだ。

菅首相が五輪開催に使った同じ文言が…

「仙台七夕は、新型コロナで昨年は中止でした。東北三大祭りといわれる『青森ねぶた祭』『秋田竿灯まつり』は今年も中止。三大祭りの中でも観光客が200万人を超える最も大きい仙台七夕が開催されるというのは、もはや恐怖でしかありません」(観光ライター)

仙台七夕は、仙台七夕まつり協賛会(事務局:仙台商工会議所)が開催するかどうかを決める。

「仙台七夕のホームページをのぞくと、内容の欄に『安全・安心な形で開催するため』と、菅首相が五輪開催に使った同じ文言が書かれているのです。とても気になる部分です」(同・ライター)

仙台七夕に関しては、村井知事に決定の権限はない。しかし、

「8月2日、定例会見で五輪の有観客を『やってよかった』と発言。最近の感染増は、さして気に留める風でもなかった。仙台七夕にも村井知事の意向が反映されたと見るのが普通でしょう」(前出の地元紙記者)

まさに〝宮城のガースー〟だ。

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