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『報ステ』新MCの“驚愕ギャラ”を巡る不協和音~銭で見えてくる『テレビ・芸能マル秘報告書』

(画像)Cookie Studio / shutterstock

NHKから『報道ステーション』(テレビ朝日系)のメインキャスターに抜擢されることが発表された大越健介氏(59)。しかし、この決断は将来的にテレ朝アナウンス部に大きな禍根を残すことになるかもしれない。

当初、大越氏の起用に現キャスター陣は結束。上層部に事の成り行きについて説明するよう大勢のスタッフの前で詰め寄ったとされる。ところが、2週間もすると騒動が潮を引くように収まってしまった。

「新体制が発表されて大喜びする者、失意のうちに仕事への情熱をなくしてしまった者、怒りでヤケクソになった者の三者三様です。スタッフも似たような状況になりつつある」(事情通)

肝心のテレ朝サイドが発表した新体制だが…。

「月曜から木曜を大越氏&小木逸平アナ、2年目の渡辺瑠海アナ、金曜を徳永有美&富川悠太アナの2人が担当する。当然、喜んでいるのは小木アナのみ。富川アナと森川夕貴アナは、すっかりやる気をなくしている。怒り心頭なのが徳永。番組リニューアルまで、まだ2カ月もあるというのに…。この雰囲気の中、番組を維持できるのか本当に心配です」(テレビ局関係者)

週1日となる徳永有美のギャラは…

そうした中、早速、飛び込んできたのが大越氏のスパルタぶりだという。

「一見して温和なんですが、中身はNHKの政治部で鍛えられただけあって一本ドーンと筋が通っている。人情味に厚く、権力に屈しないという評価なんです。自分が納得しないことは絶対に放送しない。NHKのグループ会社からも何人か取材ディレクターを連れてきているんです。NHKはVTRにするまで民放の10倍の時間と労力をかけて完パケを制作する。NHKのやり方が民放で通用するのかが心配。『報ステ』のスタッフが〝大越流〟に耐えられるのか、見ものですね」(NHK関係者)

大越氏のギャラは年間約1億2000万円超え。ちなみに週1日の出演となる徳永は年間5000万円と、一気に半額以下になるというが、果たして…。

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