関西ジャニーズJr．の7人組『なにわ男子』が7月28日、横浜アリーナで全国ツアーの神奈川公演を行い、11月12日にCDデビューすることがサプライズ発表された。
CDデビューはメンバーに知らされておらず、突如スクリーンに「なにわ男子×J Storm 2021年11月12日（金）CDデビュー決定!!」の文字が出現。合わせて8月27日にファンクラブが発足することも決まったという。
「ジャニーズJr．の各グループはCDデビューを目指してしのぎを削っていますが、『なにわ男子』は最もCDデビューに近いと言われていました。グループ名にちなんで、〝なにわ〟と読める7月28日のCDデビューが囁かれていたのですが、まさか、その日に発表があるとは、メンバーとファンにとってこれ以上ない吉報となりましたね」（音楽業界関係者）
ジャニーズの所属グループのCDデビューは、昨年1月22日に同時デビューした『Snow Man』と『SixTONES』以来1年10カ月ぶり。関西Jr．出身では2014年4月の『ジャニーズWEST』以来7年7カ月ぶりとなる。もともと、Jr．ながら人気は凄まじく、19年8月に大阪・あべのハルカスから行うはずだった日本テレビ系『24時間テレビ』の中継はファン殺到により中止となってしまうほどだった。
“自主退社”メンバー急増!?
CDデビューに向け、同グループのメンバーたちのテンションはアゲアゲだと思われるが、その一方、他のグループのメンバーたちのモチベーションが危惧されているようだ。
「おそらく、この先、しばらくはCDデビューがないでしょう。おまけに、2年後にはジャニーズが発表していた〝22歳定年制〟が施行されます。CDデビューしていない22歳以上のJr．は、事務所との話し合いによっては辞めなければなりません。その導入が刻一刻と近づいているだけに、CDデビューできないグループのメンバーたちの胸中は不安だらけだのはず。今後、それなりの人気グループでも〝自主退社〟して新たな道を選ぶメンバーが急増するのでは」（芸能記者）
元ジャニーズでは、Jr．内のグループ『Love－tune』のメンバーたちがそろって退所して所属した新グループ『7ORDER』がメジャーレーベルからCDデビューを果たし、日本武道館公演を行うなど活動が軌道に乗っている。考えようによっては、もうジャニーズにしがみつく必要はなさそうだが…。