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ヤクザ顔負け!闇のオバチャン④「万引きGメン狩り」因縁をつける口実作り

ヤクザ顔負け!闇のオバチャン④「万引きGメン狩り」因縁をつける口実作り 
イラスト/タカミトモトシ (C)週刊実話 無断転載禁止

「女性の活躍」を看板政策に掲げた安倍晋三前首相のおかげで、女性の就業率は7割を超え、大企業で取締役に就任する女性も増えてきた。そうした世相が影響してか、近年、裏社会でも「働くオバチャン」が急増。男以上に肝が据わり、小遣い稼ぎの枠を超えた〝違法パート〟に手を染め、莫大な利益をもたらす彼女たちの進出で、違法ビジネス業界は転換期を迎えているというのだ。

原因は金欠か、それともストレスか…。普通のオバチャンがスーパーなどで窃盗行為に走り、それを「万引きGメン」が追いかけて事務所で詰める。

テレビでお馴染みの光景だが、こうしたGメンによる〝行き過ぎた監視行為〟に不快感を覚える人もいるはずだ。「棚の奥から、ずっとのぞかれていた」などと訴えるオバチャンも多いが、中には反撃に出る強者もいる。

店員全員が店の前に正座して謝罪

「以前からジロジロ見られて胸クソ悪いスーパーがあったんですが、あるとき冤罪をかけられたオバアサンが泣いているのを見て、もう私は我慢できなくなりましたね。翌日、こらしめてやろうと思って、万引きするフリをしたんです。すると見事に引っ掛かってくれて、スタッフルームに連れて行かれました。当然、何も出てきませんよ。それなのに、『怪しい行動はしないでください!』って態度なんですから。すぐにヤクザの旦那を呼んで、そいつらを説教してもらいましたよ」(現役の極妻)

どう見ても一般人ではないお方がその場に到着するなり、店長たちは背筋を伸ばし、平身低頭で謝罪。彼女はそこまでやるつもりはなかったというが、結局、旦那によって店員全員が店の前に正座させられ、しっかりと慰謝料までいただいてしまったそうだ。

しかも、ヤクザの旦那がこれに味をしめてしまったから大変だ。ちょっと財布が薄くなると「おう、またあれ頼む」と言われ、嫌々スーパーに向かわされるハメに。今では、近所で買い物できる店がなくなってしまったというから悲惨である。

【闇のオバチャン⑤に続く(#⑤を読む)】

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