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ヤクザの愛人100人に聞きました③娘と一緒に映画館で『プリ○ュア~ッ!』と絶叫

イラスト/タカミトモトシ (C)週刊実話 無断転載禁止
イラスト/タカミトモトシ (C)週刊実話 無断転載禁止

任俠映画全盛の時代ならいざ知らず、現在ではヤクザと付き合うには相当な覚悟が必要。親に泣かれる、友人に敬遠される、隣近所から後ろ指をさされる。そんなデメリットがありながらも「ヤクザの愛人」を続ける理由は、それ以上のメリットがあるからだ。彼女たちが語る「私たちが俠(オトコ)にハマった理由」とは?

不満がないのが不満、とはよくいったもの。時として繰り広げられる愛人同士のバトルや、次々と発覚する隠し子なども、彼女たちにとっては適度なスパイスとなり、結果的に関係性を強めているという。

そうしたトラブルの類は、もちろん女性関係だけではない。とかくヤクザの愛人に限っては、退屈という言葉とは無縁のようだ。

「以前、彼と一緒にいるときに金属バット持った強盗団に襲われたんです。彼はそのとき大金運んでたんですけど、そのお金よりもアタシのことを守ってくれました。彼は顔の形が分からないくらいボコボコにされて、お金も盗られちゃったんですけど、『お前にケガがねぇなら良かったよ』って。お股ズブ濡れですよ(笑)」(キャバ嬢・20代)

大麻を預かって母親がクラックラ

「やっぱり『少しの間、荷物を預かってくれ』ってのはたまにあるんですけど、あえて中身は聞かないですね。でも、あるとき大麻だって分かって。箱の中からものすごいニオイがして、部屋中に充満しましたから(笑)。で、そういうときに限って、お母さんとか遊びに来ちゃうんですよ。『アロマの匂いだよ』とか必死にごまかしたんですけど、完全にクラックラになりながら帰って行きました(笑)」(風俗嬢・20代)

こうした身のすくむような体験が日常茶飯事だからこそ、「その逆」もまた事件となる。

ヤクザの意外にも〝ピュアな一面〟は、彼らの魅力として映るようだ。

「娘が観たがった映画『プリ○ュア』を彼と3人で見に行ったんですけど、隣から嗚咽が聞こえて…。彼がガン泣きしてるんです。最後なんか娘と一緒に拳に握り締めて、『プリ○ュア~ッ!』って叫ぶんですよ。こっちは、笑いをこらえるのに必死でした(笑)。弟分たちからは鬼だ、悪魔だと言われてるのに、そういう面があるのは可愛いですよね」(前出・元モデル)

【ヤクザの愛人100に聞きました④に続く(#④を読む)】

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