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“ヤクザ第7世代”の生態②泥酔してSNSで親分の悪口をぶち撒ける

イラスト/タカミトモトシ (C)週刊実話 無断転載禁止
イラスト/タカミトモトシ (C)週刊実話 無断転載禁止

ヤクザのくせに実家住まい、刺青の代わりに全身脱毛で金玉からケツの穴までピカピカ、当番中に組事務所からSNSでライブ配信、会費を払って育休を取得などなど、現代の若い衆は意識高い系の集団だ。「ゆとりヤクザ」と揶揄された若頭世代ですら驚きを隠せない〝ヤクザ第7世代〟の驚きの生態に迫る!

現代の若者たちにとってSNSは、なくてはならない必須ツールだ。

それはヤクザ業界であっても例外ではなく、「鍵」すらかけずに投稿をする者も多い。

「当番中に組事務所からライブ配信」「兄貴分のまかない飯に薬物を混入」「泥酔して親分の悪口をぶち撒ける」などなど、幹部たちは頭を抱えてばかりだ。

出会って5秒で「卍我等友情永久不滅卍」

「とはいえ、『顔を売る』のもヤクザの仕事ですからね。彼らにとっては、SNSもその大事な道具であり、『やるな』とは言いたくないんです。ただ、僕らが世代的に許容できないのが、今の連中はSNSを通じてすぐに仲良くなり、一朝一夕の関係で兄弟分になること。本来、ヤクザの兄弟関係といえば連日連夜、浴びるほど酒を酌み交わし、時にはボタンのかけ違いから拳も交わし、十年来の付き合いがあってようやく結ばれるようなものだったわけですが…。随分薄っぺらくなりましたよ(笑)」(関東系ヤクザ幹部・40代)

くっつくのが早ければ離れるのも早いかと思いきや、すぐに関係を解消する例はむしろ稀だ。起きてから寝るまでラインをつなぎっぱなしで、一緒にキャバクラに行っても女の子そっちのけでイチャつく恋人同士のようなコンビも目立つ。

彼らが相方を選ぶ際の、謎の「嗅覚」は理屈では語れないようだ。

【ヤクザ第7世代の生態③に続く(#③を読む)】

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