お笑いコンビ『キングコング』の西野亮廣が7月12日、音声プラットフォーム「Voicy」を更新。世間からの質問に呆れたことがあると明かした。
西野は「僕の周りの起業家さんたちって、大体は〝面白いから〟っていう理由で動いてる人ばっかりです。一方、お金の話ばかりするのは世間です。例えば、僕とSHOWROOMの前田(裕二)さんとの対談で、『それ、いくら稼げるの?』なんて聞いたことないんですよね。みんな『次にこんなこと仕掛けようとしてる』って話をして、そのためには、っていう話をしている」と語った。
続けて、「僕がテレビに出たときって、せっかくNFT(非代替性トークン)の話をしようとしているのに『その仕事、いくら稼げまんの?』って質問が飛んできてませんか。『プロセスをマネタイズすることで、アウトプットの選択肢が増える』って話そうとしているのに『横文字の難しい話はいいから、いくら稼げるの?』って話に持ち込まれる」などと明かし、バラエティー番組のお約束ネタをぶった切った。
さらに「もちろんですね、世間の皆様から『収入はいくら?』って聞かれたら、答えますよ。ただ、答えたら最後『また、金の話かよ』って言うんですよ。お前が聞いてきたんや! また、お金の話をしてるのはそっちだ。何だ、そのハメ技はって。こっちから一度も『僕、これぐらい稼いでます』って言ってないんです、だって興味がないんだもの。オンラインサロンで、毎日2000~3000字くらいの記事を書いてますけど『この副業が稼げます』や『ここに投資しろ』みたいな話をしたことは、ただの一度もありません」と毒舌を発射した。
YouTubeのチャンネル登録者数も伸び悩み…
西野の発言に、ネット上からはこんな声が上がった。
《だって、西野さんの最大の特徴が不信感のあるお金の稼ぎ方をしてるっていうところだから》
《この人の場合は単純に、やってることに興味ないから聞かないだけで、興味があるのはお金の話だけだからじゃない?》
《この人からお金の話を取ったら何も残らないでしょう。かつては芸人だったらしいがどんな活躍してたか知らないし、多分理屈っぽいから面白くなかったと思う》
西野といえば、昨年公開された本人作の絵本を原作としたアニメーション映画『えんとつ町のプペル』が日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞を受賞。絵本作家として評価を高めたものの、一方でオンラインサロンの会員が何度も映画を見に行ったことが大きいなどと陰口されたのは記憶に新しい。
「東野幸治に『教団プペル』と揶揄されたそのオンラインサロンの会員数が減少しているといいます。『週刊女性PRIME』の報道によると、昨年7万人いた会員が、現在は6万人まで落ち込んでいるとか。しかも、ここ3カ月ほどで1万人も落ち込んだといいますから、ダメージは大きいでしょう。YouTubeの方も毎日動画をアップしているものの、チャンネル登録者数は約44万と伸び悩み、再生回数も平均で1万前後と落ち込んでいるようです」(エンタメ誌ライター)
ビジネスの世界での成功者として名前を売ったものの、ピークは過ぎてしまったのか…。
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