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巨人ついに江川卓監督誕生へ!? 日テレ『Going!』卒業情報で憶測

巨人ついに江川卓監督誕生へ!? 日テレ『Going!』卒業情報で憶測
巨人ついに江川卓監督誕生?(C)週刊実話Web

オールスター戦のベンチ裏で、「読売グループ内の人事異動」の怪情報が囁かれている。

ゼネラルマネジャー(GM)を兼任する巨人の原辰徳監督が、コーチ陣の居抜きを条件に今季限りで監督を禅譲し、取締役GMに専念するというのだ。新監督は、何度も巨人監督を掴みかけては取り逃してきた江川卓氏。懇意の先輩と原派コーチにダブルの置き土産、という構図だ。次期監督候補から阿部慎之助二軍監督、桑田真澄一軍投手チーフコーチ補佐が脱落か――。

例年、翌年の監督・コーチ編成が水面下で本格化するのが、シーズンの折り返し地点となるオールスターゲームの時期だ。新監督の秋以降のテレビ出演など、スケジュールを調整する必要があるからだ。

そんな中、大きな動きがあったのが、万年巨人監督候補の江川氏。日本テレビ系の看板スポーツ番組『Going!Sports&News』でプロ野球の解説を務めているが、9月をもって番組卒業することが内定したのだ。

1987年をもって現役を引退した江川氏は、94年に始まった日本テレビ系『スポーツうるぐす』のMCに就任し、それ以来、27年にわたって同局のスポーツニュースの「顔」を務めてきた。独自の切り口で人気も上々。収入の大部分を日本テレビが占めていただけに、さまざまな臆測を呼んでいるのだ。

「江川卓・巨人監督誕生です。原監督が発案した読売グループ内の人事異動」と話すのは、ベテラン巨人担当記者だ。

「原監督は今季が3年契約の最終年。球団は続投も視野に入れているが、原監督自身はリーグ3連覇、日本一を奪回しても今季で退任する腹を固めている。といっても、全面的に身を引くのではなく、兼任していたGMに専念して、長嶋茂雄・巨人軍終身名誉監督がそうだったように球団専務取締役として残るんです。辞める監督の後釜に江川氏を、という構図です」(同)

今回が江川監督誕生のラストチャンス

巨人の内部事情を知る野球解説者が、さらに詳細を明かす。

「シーズン当初の原監督の青写真では、二軍監督の阿部氏と一軍投手チーフコーチ補佐として招いた桑田氏を競わせ、どちらかに監督を禅譲する腹づもりでいた。しかし、どっちが引き継いでも、独自性を出すために元木大介ヘッドコーチ、宮本和知投手チーフコーチ、吉村禎章作戦コーチなど、〝原派〟のコーチたちのリストラは避けられない。そこで、コーチたちから監督続投の声が上がった。仲間を大事にする原監督は、コーチ陣の〝居抜き〟を条件に、江川氏に監督を譲る策に出た。今回が江川監督誕生のラストチャンスという思いもあり、〝ダブル置き土産〟という狙い」

思い出されるのが、原巨人の第一次政権だ。監督就任1年目の02年にいきなり日本一に輝いたが、2年目は3位に低迷。見兼ねた渡邉恒雄オーナー(当時)がシーズン途中で現場介入し、腹心の三山秀昭氏を球団代表に投入した。その三山代表が投壊を招いたとして鹿取義隆ヘッドコーチを解任し、信頼を寄せる篠塚和典総合コーチも二軍監督に配置転換を命じられた。これで確執が決定的となり、原監督は自ら身を引く形で解任された。

そのとき、渡邉オーナーが後任監督に指名したのが、巨人の大功労者のV9戦士でありながら長嶋茂雄、王貞治、藤田元司監督時代が長く続いたため出番がこなかった堀内恒夫氏。新旧監督が同席した原監督の辞任会見で、渡邉オーナーのあの有名な言葉が放たれた。

「辞任とか解任とかでなく、読売グループ内の人事異動にすぎない。実に明快に話は進んだよ」

スター街道を歩んできた原監督にとって、初めての挫折。黒歴史となったが、今度はそれを逆手に取り、兄貴分の江川氏の監督実現と側近コーチの延命につなげようとしているのだ。

球界最大級の潜在人気を持つ江川氏

原監督と篠塚氏くらいしか有力な人脈を持たない江川氏にとっても、原派のコーチ残留は好都合。とりわけ、元木ヘッドと投打を束ねる宮本投手チーフコーチは日本テレビの解説者仲間。気心は知れている。

「巨人は今年のオールスターのファン投票で1位選出選手ゼロの屈辱を喫した。読売新聞社は購読者数に直結する人気凋落を懸念しており、アンチも含め球界最大級の潜在人気を持つ江川氏の担ぎ出しに方針を集約している」(前出・解説者)

一方、日テレ系の「江川氏の次の顔」には、今季限りでの引退を表明した西武の松坂大輔が浮上。こちらは、江川氏の意向による禅譲だという。

「松坂の妻は、元日テレアナウンサーの柴田倫世さんです。江川氏は夫妻ともによく知っており、後釜にベストと考えたのでしょう。現在、夫人と3人の子供たちはボストンで暮らしていますが、日テレが仕事場なら家族を日本に呼び戻すきっかけになります」(松坂と親しいテレビ関係者)

西武で活躍後、メジャーリーグのレッドソックスとメッツで活躍した松坂は、その後在籍したソフトバンクや中日の内情にも詳しい。今後は巨人を中心に解説することで引き出しを増やし、将来の監督に備える考えだという。

日テレ解説者の江川氏が巨人監督に就く「読売グループ内の人事異動」なら、原監督もグループ内に影響力を残したまま勇退でき、松坂も妻と家族に胸を張って引退できる。まさにウイン、ウイン、ウインとなる。

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