7月4週目の地方競馬は、注目のレースが目白押しとなる。まずは21日に船橋競馬で行われる『第11回習志野きらっとスプリント』(SⅠ)に注目したい。
1000メートル以下のレースのみで構成する『地方競馬スーパースプリントシリーズ』のファイナルレース。全国各地で行われた6つのトライアルレースを勝ち上がってきた短距離のスペシャリストたちが、最終決戦でチャンピオンの座を競う。
過去の勝ち馬には、ダートグレード競走5勝のラブミーチャンや、船橋記念3勝のナイキマドリード、同2勝のアピアなど、その時代を代表するトップスプリンターの名前が並ぶ。今年も各地の実力馬たちが、最終戦に乗り込んでくる。
その中でも注目をしたいのは、北海道グランシャリオ門別スプリント(1000メートル)を連覇したアザワク(牝4・北海道)だ。昨年は強引にハナを奪いに行った分、後半、苦しい展開になり4着だったが、エーデルワイス賞(JpnⅢ・1200メートル)2着や、北海道スプリントカップでハナを奪ったスピードは本物で、昨年の雪辱を果たす可能性は十分にある。
また、第1回川崎スパーキングスプリント(900メートル)で、南関東4場のスピード自慢たちを抑えて初代王者に輝いた地元船橋のカプリフレイバー(牡4)にも注目。快速自慢たちのワンターンの超短距離最終決戦、瞬きせずに見届けよう!
SⅢと思えないほどの豪華メンバー
さて翌日22日は、浦和競馬で『第4回プラチナカップ』(SⅢ・1400メートル)が行われる。夏の短距離路線の充実を図り、2018年に準重賞から昇格。6月のさきたま杯と9月のオーバルスプリントのちょうど中間にあり、SⅢと思えないほどの豪華メンバーがそろう。
初代勝者は、NARグランプリ18年度代表馬にも選ばれたキタサンミカヅキ、第2回は習志野きらっとスプリント勝利から連闘で臨んだノブワイルド、さらに第3回は、JRAで活躍したベストマッチョが、移籍2戦目での圧勝劇を見せた。
浦和1400メートルの重賞レースの傾向を探ると、1~4番人気の勝率は9割を超える。また、浦和コースは経験の有無が勝敗のカギを握るので、必ずチェックしておきたい。
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