広瀬すずと松坂桃李が、映画『流浪の月』(李相日監督、来年公開)にダブル主演する。
昨年の本屋大賞を受賞した凪良ゆう氏による同名小説が原作。9歳のときに誘拐事件の「被害女児」とされた女性・家内更紗を広瀬が、その事件の「加害者」とされた当時19歳の大学生・佐伯文を松坂が演じ、2人が事件の契機となったそれぞれの秘密を抱えたまま15年後に再会し、物語が展開される。
李監督とタッグを組むのは2016年の『怒り』以来、二度目という広瀬は、「私は毎日なんだか、どこかずっと緊張しています」とコメント。「監督の前では絶対嘘がつけないし、ちょっとでもごまかそうとするもんなら…想像するだけで…今、監督の前でお芝居するのが怖いです」と明かした。
レイプされた女子高生役を超える!?
映画関係者が言う。
「デビュー以来、周囲の大人たちから大事に扱われ、もてはやされてきた広瀬ですが、『怒り』で李監督はかなり厳しく接しました。演じたのは米兵にレイプされてしまう女子高生役でしたが、李監督は広瀬が納得して役を受け入れるまで決してカメラを回そうとしなかった。その作品を通して広瀬は女優として成長。周囲に『また機会があったら、李監督とやりたい』と話していたようです」
そんな李監督と再びタッグを組むことを決意した広瀬は、並々ならぬ覚悟で『流浪の月』に挑んでいるはずだ。
「今作では、松坂との激しいベッドシーンも期待されています。妥協しないことで知られる李監督だけに、広瀬史上最大の露出が見られそうですよ」(芸能記者)
広瀬は、『嵐』の櫻井翔とダブル主演した日本テレビ系ドラマ『ネメシス』が期待外れの数字に終わり、ここで何とかしないとジリ貧になる恐れもある。
「これまで数々の作品で見せていた制服姿は封印し、〝大人の女優〟にステップアップしていくことになるでしょう。今後は脱ぐことも厭わず、さらに大胆な濡れ場にも挑戦するかもしれません」(同・記者)
すずの正念場。
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