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大坂なおみ「五輪出場」喝采の陰で“うつ病”への心配の声も続出

大坂なおみ「五輪出場」喝采の陰で“うつ病”への心配の声も続出 
(画像)lev radin / Shutterstock.com

プロテニスプレーヤーの大坂なおみが先ごろ、東京五輪の出場を発表。7月10日には、ニューヨークで行われた米大手スポーツ専門チャンネル『ESPN』主催の表彰式にも出席し、5月の全仏オープン棄権以来、初めての公の場でファンに笑顔を見せた。

「大坂は短いスピーチながら感謝の気持ちを伝え『みんなのことが大好き』などと、笑顔を交えて語りました。しかし、周囲からは〝もう病気治ったの?〟と、妙な疑問も出ています」(スポーツ紙記者)

大阪は全仏オープンで1回戦を勝利。2回戦を前に棄権を表明し、「うつ病」であることを告白した。

「プレスインタビューが苦痛であることも明かしましたが、これに全仏主催者は罰金を科しました。4大大会の主催者合同で『違反を続けると大会からの追放、4大大会出場停止もあり得る』と警告したのです」(民放キー局スポーツ担当)

彼女はその後、長い間、うつ病に悩まされてきたと告白。一転して同情が集まり、全仏の棄権に対しても一気に理解が深まった。

「今回、東京五輪への出場表明には多くの拍手が送られましたが、一方で出られるほどに回復したのかどうかの声は皆無。完全にアンタッチャブルな話題です」(同・担当)

五輪出場に“微妙な歓迎”のファン…

プレスインタビューは人気選手の宿命で、これを拒否するのはプロとしての資質が疑われるとの声は多い。今、MLBのエンゼルス大谷翔平が日本だけでなく、アメリカでも話題沸騰。大谷のホームランに赤いTシャツを着た女の子が大ハシャギする姿が全米で放映されるなど、その人気は天井知らず。

「大谷は負けても打てなくても会見でコメントする。そのサービス精神は高く評価されています。向こうの激辛コメンテーターは『ベーブ・ルースの再来なんてとんでもない』と酷評していたのに、今なんて『大谷は、まさにルース』と持ち上げ状態です」(前出のスポーツ紙記者)

残念ながら大谷は東京五輪には出ない。一方、大坂は五輪出場を発表。7月6日、マネジメント会社を通じ「東京オリンピックは出場します。なぜなら、日本は私が生まれた国であり、大切な母国だからです」と語っている。

「テニスファンからも、五輪出場には〝微妙な歓迎〟です。うつ病って、こんなに簡単に治るのかと心配する声が続出。五輪は会見やインタビューがもっと加熱。取材拒否はできないはず」(前出の民放担当)

五輪はテニス選手には最高峰の大会ではない。

「気になるのは、彼女の〝大切な母国〟という言葉。幼少期住んでいたはずなのに、全然日本語が話せない。今は日本国籍ですが、日本語がヘタ。文法、発音以前に単語が出てこない。覚える気がないのでしょう」(同)

東京五輪では〝大切な母国〟の言葉を使ってインタビューに答えるのだろうか。

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