〝コロナ婚〟といっても過言ではないほど 芸能界は空前の結婚ラッシュに沸いている。5月19日にシンガー・ソングライターの星野源との結婚を公表した〝ガッキー〟こと女優の新垣結衣もその1人だ。
「2人は2016年の大ヒットドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』（TBS系）で夫婦役を演じ、今年1月に放送された特番『逃げ恥SP』で再会後、熱愛に発展したといいいまから、2人の結婚にファンが盛り上がったのも当然ですよ。ドラマの2人が本当に結婚だなんて、夢がありすぎます。視聴者から今回の結婚に対し、やたらと賛同する声が多かったのも、ドラマに投影させることができたからです」（芸能プロ関係者）
事実、新垣を巡る世間の好感度はいまだに高いまま。1つの試金石となる潜在視聴率（新垣がテレビ番組に出演することで獲得するであろう世帯視聴率）も8.8％と高い数字をキープしているのだ。
「視聴率女王といわれた『ドクターX』の米倉涼子でさえ8.1％です。いかに新垣が高い人気を誇るかが分かります。老若男女を問わず、視聴者から多くの支持を得ているんです」（大手広告代理店関係者）
新垣がここまで多くの支持を集めるのは、星野との淡い恋を成就させたことでも分かるように、相手を思うその一途さにある。
「ガッキーが出演するCMはアサヒ飲料、味の素、コーセー、明治など計7社にも上ります。理由はこれまで大きなスキャンダルが報じられたことがないからです。そして、なによりも驚くのはドラマ共演で熱愛がウワサになった星野と、そのままゴールインしてしまったことです。デキ婚も多いこのご時世、そんな律義で一途な芸能人は聞いたことがない。ガッキーくらいですよ」（芸能リポーター）
新垣人気をあらためて裏付けたのが先頃、最終回（6月27日）を迎えたドラマ日曜劇場『ドラゴン桜』（TBS系）だ。世帯視聴率20.4％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）を叩き出したのだ。
妊活など夢のまた夢!?
「最終回前の第9話（6月20日）は15.4％。それが一気に5.0ポイントも跳ね上がった。こんなドラマはここ最近、見たことがない。やはり、ガッキーが出演したシーンで視聴率は右肩上がりを記録しているんです。ガッキー人気の高さを物語っている」（同）
新垣は、来年度に放送されるNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に出演することが発表済み。しかも、終了後には芸能界引退説が取り沙汰されているのだ。
「引退の根拠となっているのが、星野との入籍と同時に発表された新垣のコメントです。わざわざ『専属マネジメント契約を終了し、今後は個人として活動していくことになりました』と付け加えたんです。これがあらぬ臆測を呼んだ。しかし、この発表に対し、事務所側は『契約は終了していない』と異議を唱え『今後も弊社が窓口』だとしています。大きな謎なんです」（ドラマ関係者）
現在、新垣を巡り民放各局は水面下で争奪戦を展開中だという。その結果…。
「NHK大河ドラマや事務所の調整など、もろもろあり、いまだ星野と一緒に生活ができていない。いわゆる別居新婚生活状態なんです。2人とも周囲の反対を押し切って一緒になったので、我慢を強いられています」（夕刊紙記者）
今年度中は「一緒に生活できない」とみられる新垣と星野。皮肉にも、そんな2人に共演話が持ち上がっているという。今年大みそかに放送される『NHK紅白歌合戦』で、初となる夫婦共演が実現するかもしれないのだ。
「星野はアーティストとしての出演です。紅白ではすっかりお馴染みになった『おげんさんといっしょ』枠がありますからね。新垣は大河ドラマ出演者枠での紅白参加です。新垣は審査委員として出演する可能性が高いわけです。もちろん、NHKもこの辺は計算済みのようですね」（NHK制作関係者）
新垣と星野の新婚夫婦に限っては、妊活など夢のまた夢のレベル。ガッキーの欲求不満は爆発しそうだが…。