エンタメ

UFOは果たして存在するのか!?~原田龍二の『不思議な世界』

原田龍二
原田龍二 (C)週刊実話Web

昨年、『世界の何だコレ!? ミステリー』(フジテレビ系)のロケで、石川県羽咋市にある『宇宙科学博物館 コスモアイル羽咋』という施設を訪れました。

そこには宇宙に関する資料や、帰還用の宇宙カプセル、月面や火星を探索するために作られた〝マーズ・ローバー〟という乗り物など、宇宙にまつわるものが無数に展示されています。しかも、すべてが本物だと言うのです。

元科学ジャーナリストで、コスモアイル羽咋を造った高野誠鮮さんに案内してもらったのですが、高野さん 曰く「NASAから無償で100年間、借りています」とのこと。その中に、プラスチックのケースに入ったUFOのかけらがありました。見た感じは、アルミ片です。手袋をすれば触ってもいいと言うので、白い手袋をしてつまみあげてみました。重みを全く感じません。

なぜ、これがUFOのかけらだと思われているのか。それは『ロズウェル事件』に端を発します。1947年、ニューメキシコ州ロズウェルの牧場にUFOが墜落し、機体は政府機関や米軍によって回収されたと言われている事件です。そこに残っていた破片の一部が、コスモアイル羽咋に展示されているのです。

墜落したUFOに乗っていた宇宙人のデスマスクの写真も、特別に見せていただきました。のっぺりとした大きな目に、小さな鼻と口。本物かどうかは意見が割れるでしょうが、高野さんは東京大学や京都大学で非常勤講師を務めていた、立場のある人。その人が見せてくれたのですから、僕は当然信じています。

宇宙人はいないわけがない

高野さんに聞いてみました、「宇宙人はいるんですか?」と。答えは「100%います」。僕も、いないわけがないなと思います。人間って、下等動物だと思うんですよね。テレパシーすら使えないし、英知の結晶でいろんなものを生み出してはいますが、月へ行くのに何年かかっているんだ、という話ですから。

しかも人間が月に行く前から、宇宙よりひょいっと訪れる未確認飛行物体の目撃談は後を絶ちません。宇宙人の知能は、僕らが想像もつかないような進化をしていそうです。もしエイリアンに遭遇したら、まずはどこから来たのか聞いてみたいですね。

同じ番組の企画で、『兵庫県立大学 西はりま天文台』も訪れました。そこには天文学を研究し、地球外知的生命体探査の第一人者である、理学博士の鳴沢真也氏がいらっしゃいます。博士から見せてもらったのは、アメリカでキャッチされた〝Wow! シグナル〟の記録。電波が記録された紙を見てみると、その部分だけ波形が不規則になっていました。この電波は、人間同士で発してはいけないものだとか。どうやら、宇宙から送られた電波のようです。そして博士は「宇宙人は存在しますが、UFOは存在しません」と言うのです。これはいったい、どういうことなのか…。(つづく)

原田龍二
1970年生まれ。ドラマやバラエティーで活躍する一方、芸能界きってのミステリー好きとして知られ、近著に『ミステリーチェイサー原田龍二の謎のいきものUMA大図鑑』がある。現在、『バラいろダンディ』(MX)で金曜MCを担当。YouTubeチャンネル『ニンゲンTV』を配信中

あわせて読みたい