大谷翔平に県知事を任せたら? 蝶野正洋が語る人口減少と日本の未来【蝶野正洋の黒の履歴書】

10年先を見据える政治家はどこにいる?

話はズレるけど、現在、災害時に首都機能を補い、平時は経済拠点にもなる「副首都構想」が進められていて、候補は北海道、愛知、大阪、福岡なんだけど、候補地の議員をめぐってスキャンダルが続出してるんだよ。

大阪は議員の国保逃れ、福岡県議会は金銭授受疑惑、愛知もアジア大会関連で揺れている。ライバル同士がネタをリークして、足の引っ張り合いをしているのかもしれないね。

これだけ危機が迫っているのに、政財界には10年先を見据えて対策を考える人が少ない。高市さんは、そもそもリリーフ的な感じで首相になったから、政策も目先のことばかりで短絡的。2年後のことすらちゃんと考えてないのかもしれない。

一方で大企業のトップは、とっくに日本を見限ってグローバル展開ばかり考えている。右肩上がりで会社を大きくしていくには、それしかないからね。

海外で活躍しながら、ちゃんと日本の未来も考えているのは、大谷翔平選手のようなスポーツ選手。世界的な評価を獲得して、さらに外貨を稼いで、それを日本の野球界の発展のために活かそうとしている。

だから、大谷選手が日本に帰ってきたら、報奨として県知事くらいの役職を与えて、どこかの土地を統治してもらえばいいんじゃないかな。もしくは、国境あたりの島を「オオタニアイランド」にして治めてもらえば、周りの国も攻めづらくなるかもしれないね。

「週刊実話」11月12日号より

蝶野正洋(ちょうの・まさひろ)

1963年シアトル生まれ。84年に新日本プロレス入団。「nWo JAPAN」を率いるなど“黒のカリスマ”として活躍し、2010年に退団。現在はプロレス関係の他に、テレビやイベントに出演するタレント活動、「救急救命」「地域防災」などの啓発活動にも力を入れる。