ゴジラ松井新監督も注目か!? 『ゴジラ-0.0』公開目前、76.5億円の壁と“続編の呪い”

祝日は火曜という落とし穴

球界にも“ゴジラ旋風”!

もう一つ、数字の見え方を左右するのが公開のカレンダーだ。前作の11月3日は金曜の祝日で、そのまま3連休に突入した。初日3日間で10億円超という数字は、この好条件にも支えられている。

一方、今作の11月3日は火曜日。祝日とはいえ、初日3日間の大半は平日で、最初の週末が来るのは公開5日目の7日からだ。すると「初日3日間は前作を下回る」といった見出しが並んでも不思議ではない。興収の記事は、とかく「前作比」が見出しになりやすい。

もっとも、これはカレンダーの綾にすぎず、作品の優劣とは別問題だ。もちろん手も打たれている。東宝は公開初日の3日午前0時(2日深夜)から、全国のIMAX劇場31館で最速上映を実施する。初日に熱を集める仕掛けは用意されているのだ。

呪いか、それとも通過儀礼か

前作は半年以上のロングランとなり、アカデミー賞の受賞でも数字を伸ばした息の長い作品だった。今作は北米でも11月6日に公開され、日本製作のゴジラとして初の日米ほぼ同時期公開となる。

世界各地の数字が積み上がる分、前作以上に比較の目が向けられるだろう。出演は、前作から続投の神木隆之介と浜辺美波に加え、長澤まさみ、田中泯、國村隼ら新顔も顔をそろえた。上映時間は135分。キングギドラという目玉も用意した。それでも興収の速報で注目されるのは、「前作を超えたか」かどうかである。

呪いが本当にあるのかは、公開後の数字がすぐに教えてくれるはず。奇しくもプロ野球界では、10月23日に日米通算507本塁打の記録を持つ「ゴジラ」こと松井秀喜氏(52)が巨人の新監督に就任した。松井氏が興味津々かは不明だが、銀幕と球界でゴジラ旋風が吹き荒れることになりそうだ。

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