朝倉未来、那須川天心の敗戦に持論「負けてないと思っているほうが好き」 井上拓真戦めぐり「3回目なら勝てる」とも



天心の敗戦後のコメントに「好きだな」と共感した朝倉


■ 朝倉未来、天心の敗戦後の発言に共感「負けてないと思っているほうが好き」

さらに会話は、敗戦後のアスリートの振る舞いへと移った。天心は試合直後、「僕の中では負けていない」と発言し、SNS上でも批判や議論を呼んだ。この発言について、朝倉は意外にも好意的な見方を示した。

「天心が負けて、認めていないような感じがあったじゃん。俺、あれ好きだな。試合に負けて『完敗でした。相手が強かったです』って言うと、今の時代は『潔いやつだ』ってめっちゃ称賛されるじゃん。でも、格闘家はそうじゃないほうがいいと思ってる。正直、負けて悔しくて『俺は負けてない』って思っているほうが、人間として好きだな。そこで満足しちゃったら、負け癖がついちゃうと思う」

これに対し、天心も「いや、俺もそれは思いますね」と同意。勝者を称賛する潔さよりも、悔しさを抱え「俺は負けてない」と勝負にこだわり続ける姿勢に共感を示す朝倉の持論に、天心も言葉を返していた。

■ 那須川天心が「拳闘」宣言 判定負けから見据える新たな戦い方

動画で語られた勝負へのこだわりは、10月19日に天心が自ら主催したYouTube企画「非公式会見」での発言とも響き合っている。

会見で天心は、判定結果自体は受け入れつつも「自分の手で決着をつけられなかったのが(敗戦の)最大の要因」と説明。ポイントを取って勝つことを目指してきた一方で、「もっと戦いをしなければいけない」と語り、今後は「“ボクシング”をやめて“拳闘”をしようと思う」と新たなテーマを掲げた。

天心は、7ラウンドに奪ったダウンについて「あそこで倒し切るべきだった」と反省点を挙げつつ、選手同士の「倒したい」という気持ちのぶつかり合いが会場の熱狂を生むと言及。「自分の手で決着をつける選手にならないといけない」と決意を語っていた。

朝倉が動画で語った、敗戦への悔しさを持ち続ける姿勢への共感。納得がいかない悔しさを次への原動力に変えようとする格闘家としての意地が、2人のやり取りには滲み出ていた。2度の世界挑戦敗退を経て、観客に熱を届ける戦いを目指すと語った那須川天心。七輪を挟んで語られた本音と決意が、今後のリング上でどのようなファイトとなって現れるのか、注目が集まる。

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