いとうあさこ、父は元銀行常務で兄も東大 「19歳で家出」したお嬢様の“意外な半生”

泣く子も黙る“エリート一家”

飾らないリアクションと親しみやすいトークで人気のいとうあさこ(55)は、バラエティー番組では自虐ネタや酒好きエピソードで笑いを取ることが多く、庶民派のイメージが強い。しかしその実家は、誰もが驚く超エリート一家だという。

父は元銀行常務のエリート
父・伊藤新造氏は東京大学法学部を卒業後、富士銀行(現みずほ銀行)に入行。本郷、九段の支店長を経て1987年に取締役人事部長、90年には常務取締役に昇格した人物だ。

「富士は入行時から将来の幹部候補を10人程度に絞って育成しており、伊藤氏もその一人だった」(富士銀行OB)という。92年には系列の芙蓉総合リース社長、98年からは富士総合研究所社長を歴任。父方の祖父・伊藤啓介氏も高岳製作所の取締役を務めた実業家で、親子二代にわたるエリート一家だ。2022年6月放送のNHK『ファミリーヒストリー』でこの経歴が明かされると、金融業界でも密かな話題を呼んだという。

兄も東大、自身は女子御三家
いとうは兄と妹がいる3人きょうだいの長女。兄も父親と同じ東京大学出身のエリートだ。いとう自身も雙葉小学校から雙葉中学・高校まで進んだ、いわゆる“女子御三家”出身のお嬢様育ち。2025年5月放送の『日曜日の初耳学』でも「父も兄も東京大学出身のエリート一家」という紹介に、スタジオから「えっ、そうなんだ」と驚きの声が上がったjほどだった。

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尾崎豊で家出、3畳アパート
そんな箱入り娘の人生が大きく変わったのが19歳の時だった。「大人の敷いたレールを走るって何だ」――尾崎豊の楽曲に衝撃を受けたいとうは、2年かけてこっそり貯めた小遣いを手に、両親には「図書館に行く」とだけ告げて家を出た。

住んだのはロフト付き3畳の激狭アパート。3〜4日で母親に居場所を突き止められたが、無理に連れ戻されることはなく、そのまま「家出しっぱなし」で現在まで実家には戻っていないという。ただ両親との関係自体は良好で、絶縁状態ではないようだ。

長時間のアルバイトをしながらミュージカル俳優の専門学校に通い、27歳でお笑いの世界へ。やがて「浅倉南、39歳!」というネタで一気にブレークしたのである。

母方の実家も名家筋
ちなみに、いとうは母方の実家も父方に負けないほどの名家だった。いとうは自身のX(旧ツイッター)で、母方の祖父・田嶋恩氏が創業した『日本ファイリング』(1924年創業の東京鋼鐵家具製作所を源流とする)が創業100周年を迎えたことを報告したことがある。

同社は国内で初めてスチール家具の工業生産に着手した企業として知られるが、母・美惠さんは、この田嶋氏の娘なのだ。

父方は大手銀行の元常務、母方は家具メーカー創業者という実業界の家系に生まれながら、あえてその道を飛び出し、体を張った芸で人気を獲得したいとう。エリート一家出身という意外な素顔もまた、彼女の懐の深さを支えているのかもしれない。

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