小栗旬が吉田鋼太郎を呼び捨てにする理由…「ずっと食わせてました」24歳差の2人を結んだ師弟関係

小栗旬が吉田鋼太郎の映画出演を後押し

昔はおごられっ放しだった(インスタグラムより)

さらに興味深いのは、その後の展開だ。長く舞台を主戦場としてきた吉田は、映像作品への出演にも強い意欲を持っていたと明かしている。そんな吉田に、小栗は挑戦してはどうかと声をかけたという。

小栗が監督を務めた映画『シュアリー・サムデイ』への出演は、吉田が映像の世界へ本格的に踏み出すうえで、一つの転機になったとみられる。小栗は単なる後輩ではなく、先輩の新たな挑戦を後押しする存在でもあったのだ。

その後、吉田は2014年のNHK連続テレビ小説『花子とアン』などで広く知られるようになり、2018年のドラマ『おっさんずラブ』では大きな注目を集めた。舞台で培った実力が、幅広い世代に受け入れられたのである。

「頼むわ」の一言が結んだ20年

こうして改めて聞いてみると、小栗が笑って応じた酒席の支払いは、舞台で教わったことへの感謝の表れだったのかもしれない。また、吉田にとっても、あの酒席の時間が後輩との縁を深め、その後の挑戦につながっていったと見ることもできる。もちろん、真意は本人たちにしか分からない。

それでも、会計のたびに「頼むわ」と言った先輩と、笑って応じた後輩の関係が、20年を経てなお語られるほど濃いものだったことは確かだろう。ご馳走さまの重みは、伝票の額よりずっと大きかったのかもしれない。

【関連】小栗旬の「二刀流」に赤信号 所属するトラブル俳優3兄弟
【関連】木村拓哉、小栗旬、菅田将暉らが“世界の真田広之”に水面下で接触か