藤あや子、内田有紀、三浦翔平が相次ぎ独立! “芸能界のドン”引退で揺らぐ「バーニング帝国」の行方
“芸能界のドン”として長年君臨してきた周防郁雄氏(85)が第一線を退いて以降、芸能事務所『バーニングプロダクション』で所属タレントの退所が相次いでいる。
2024年12月、周防氏は相談役会長に退き、長男の周防彰悟氏(51)が社長に就任。しかし、その後、女優の内田有紀、俳優の三浦翔平が退所し、9月30日には演歌歌手の藤あや子も37年間所属した同社を離れた。
藤は10月1日、自身のSNSを通じて円満退所を報告。2027年に迎える歌手デビュー40周年に向け、新たな活動をスタートさせる意向を明らかにした。
一方、バーニング側も公式サイトで専属契約の終了を発表し、長年の活動に感謝を表明している。
相次ぐ看板タレントの独立によって、周防氏が一代で築き上げた“バーニング帝国”は大きな転換期を迎えている。
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“芸能界のドン”が築いたバーニング帝国の栄華
バーニングプロは昭和40年代に新興プロダクションとして頭角を現し、出版ビジネスなどを通じて『NHK紅白歌合戦』や『日本レコード大賞』にも強い影響力を持つようになったとされる。
「バーニング系列の事務所は少ないんですが、資金力やプロモーション力のないプロダクションに周防氏が力を貸したことから、バーニング系とされる一大グループが形成されました。巨大勢力になったバーニングの周防氏は“芸能界のドン”と呼ばれるようになり、スポーツ紙ではB担=バーニング担当までできたんです」(芸能ジャーナリスト)
周防氏の全盛期、日本レコード大賞はバーニングプロが東京・赤坂に事務所を置くことから“赤坂祭り”と業界ではささやかれるようになり、また紅白には“周防枠”があると噂されるようになった。
こうした影響力の実態を巡っては、かねてさまざまな報道や関係者の証言が飛び交ってきた。
「スポーツ紙やテレビ局に絶大な影響力を持ち続けた周防氏ですが、第一線を退いたことで状況が大きく変わりました。社長を継いだ彰悟氏の経営手腕が未知数だったため、所属芸能人らの大量独立も取り沙汰されていました」(同)
そして、冒頭のように懸念されていたタレントの退所が相次ぐことになった。
藤あや子の退所を巡る騒動と二代目社長の正念場
内田有紀は2025年12月末をもって、約25年間所属したバーニングプロを退所。今年1月には、今後は『テンビーンズ合同会社』に所属して活動することを発表した。
さらに、三浦翔平も9月18日に自身のSNSで約20年間所属した事務所を9月末に退所すると報告。これまでの支援に感謝し、新たな道を歩む決意をつづっている。
そして、9月30日付で退所したのが藤あや子だ。
藤の独立を巡っては、かねて事務所との間に意見の食い違いがあったと報じられていた。
「藤あや子の場合は、手紙1通の退所通告書を発送した。激怒した彰悟氏はニュースサイトで不満を明かしたんです。その中で音楽番組の出演料がないことに触れ、“音楽番組はプロモーションとして出ているのでギャラがないのは業界の慣例”と答えた。例え少額でもギャラは出ていると思いますが、退所に至るまでには相当な意見の食い違いがあったのでしょうね」(大手プロマネジャー)
実際、周防彰悟社長は8月4日配信の『日刊SPA!』のインタビューで、藤から手紙による退所通告を受けたことを明かし、契約上の報酬配分などについて自身の見解を説明していた。
ただし、報酬を巡る双方の主張について第三者による検証が行われたわけではなく、音楽番組の出演料の扱いも番組や契約によって異なる可能性がある。
また、藤が最終的に円満退所を発表していることからも、交渉時の対立が現在まで続いていると断定することはできない。
一方、バーニングプロは現在も郷ひろみ、長山洋子、加藤雅也、稲森いずみ、ウエンツ瑛士、小池徹平らが所属。10月16日にも所属タレントに関する新たなお知らせを掲載しており、事業活動を継続している。
とはいえ、長年所属した実力派タレントが相次いで離れたことは、二代目社長にとって大きな試練といえるだろう。
“芸能界のドン”の威光に支えられた昭和・平成の芸能界は、いよいよ終焉を迎えようとしているのか。
新体制となった“バーニング帝国”の行く末に注目したい。
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