【巨人】田中将大&坂本勇人が現役続行の裏事情…“ゴジラ松井政権”でコーチ就任か

来季の現役続行がほぼ決定したといわれる巨人・田中投手だが…(Instagramより)

今季はCSファーストステージでDeNAに敗れ、悔しい形でシーズンを終えた巨人。来季のV奪回へ向け、球団は早くも次期体制への大ナタを振るい始めている。中日スポーツの報道によれば、次期監督の最有力として球団OBの高橋由伸氏の名前が浮上。さらに阿部慎之助前監督のフロント復帰や、シーズン終盤を立て直した橋上秀樹監督代行のコーチ残留要請なども取り沙汰され、球界は大きなざわめきに包まれている。

そうした激動のチーム編成の中で、もう一つ大きな注目を集めているのが、ベテラン・田中将大投手(37)と坂本勇人内野手(37)の去就だ。

今季、田中は13登板で4勝4敗、防御率3.42とローテーションの隙間を埋め、日米通算204勝をマーク。

一方の坂本は打率.175と苦しんだものの、代打打率.333で勝負強さを発揮した。球団が両ベテランの現役続行を視野に入れる中、ファンの間ではその処遇を巡ってさまざまな意見が交わされている。

ネット上では「今季打率1割台の坂本と、年に数勝しかできない田中が居座れば若手の目が潰れる」「巨人はベテランの老人ホームじゃない」と、世代交代を求める厳しい声が噴出。

「来季もこの二人を主軸に置くならV奪還なんて夢のまた夢」と、フロントのベテラン頼みに辟易する声も根強い。

◆「2027年引退」が既定路線? 2人にチラつく“ラストイヤー”

激動の過渡期を迎えている巨人だが、なぜ批判を恐れずにベテラン二人を抱え続けるのか。その裏には、球団が描く「世代交代のタイムリミット」が存在する。

「田中も坂本も、来季で38歳。いくらレジェンドとはいえ、これ以上の大幅なパフォーマンス回復を期待するのは現実的ではありません。球団の真の狙いは『来季(2027年シーズン)を二人の集大成・ラストイヤーと位置づけ、本拠地で華々しく送り出すこと』だといわれています」(球界関係者)

田中はダルビッシュ有が持つ日米通算最多勝記録(208勝)まで残り4勝に迫っており、坂本も通算記録をどこまで伸ばせるかという節目がかかっている。球団としては、東京ドームで彼らに「最後の引退ロード」を走らせることで、興行面と話題性を最大化したい考えだ。

つまり、来季は二人がいつまでも「絶対的君臨」を続ける年ではなく、引退に向けた「カウントダウンの1年」になる可能性が高いのだ。

◆“ゴジラ松井体制”誕生で「指導者幹部候補」へ滑り込み?

さらに、球界内でまことしやかにささやかれるのが、2028年の「ゴジラ松井政権」誕生である。

阿部慎之助前監督の退任を受け、次期監督候補として名前が挙がっていた松井秀喜氏。球団が2028年の就任に向けて動いているともいわれており、実現すれば、次世代の監督候補を育てるうえでも絶好の船出となりそうだ。

「坂本は生え抜きのスーパースターとして、将来的には野手チーフコーチや監督候補。そして田中は、日米の超一流を知る『投手コーチの目玉』としての価値が非常に高い。田中は楽天退団時の経緯もあり古巣復帰は難しいですが、巨人で現役引退を迎えれば、そのまま『巨人ブランドの幹部候補』として手厚い手形が約束されるはずです」(スポーツ紙デスク)

ファンからすれば「若手の邪魔」にも見えかねないベテランの現役続行。しかしその裏では、2028年以降の「ゴジラ松井政権」を支えるコーチ陣の育成と、レジェンドたちを傷つけずに巨人の幹部へと昇格させるストーリーが着々と進行しているのかもしれない。

「勝って当然」を求められる巨人で、来季の田中と坂本はどれだけの数字を残せるのか。ファンを納得させる引き際を見せられるかどうかも含めて、二人の「最後の挑戦」から目が離せない。

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