原辰徳と工藤公康、勝率が高いのはどっち? 日本シリーズ直接対決は8戦全敗の衝撃

直接対決と去り際の共通点

しかも、二人は日本シリーズで実際に戦っている。2019年と2020年、原氏率いる巨人は、工藤氏のソフトバンクに2年続けて4連敗を喫した。つまり、直接対決は8戦全敗である。

巨人は2013年の第7戦から数えて、日本シリーズ9連敗となり、これは球団のワースト記録だ。リーグ優勝9回に対して日本一は3回。そして工藤氏との日本シリーズでは、8戦全敗という数字が残った。原氏の4度目の登板を望む声の背景には、この悔しさ少なくないのかもしれない。

意外なことに、二人は監督を退いた経緯にも共通点がある。原氏は2023年、2年連続Bクラスの責任を取る形で、あと1年の契約を残して退任した。工藤氏も2021年、就任7年間で初めてBクラスとなったシーズン限りで退任している。ともに、Bクラスに沈んだシーズンを最後に一度ユニホームを脱いだ二人が、いま再び注目を集めている。

再登板の看板に重い期待

ただし、期待が大きいぶん、重圧も小さくない。2026年の中日は開幕5連敗とつまずき、時事通信によると過去10年で4度の最下位に沈んでいる。“優勝請負人”とも呼ばれる工藤氏が、故郷・名古屋のチームでその手腕を再び示せるのか。

巨人にとっても、原氏の4度目の登板は、実現すれば再び重い看板を背負うことになる。
名将の再登板は、期待の表れであると同時に、結果が出なければ厳しい評価にさらされる諸刃の剣でもある。来季、二人の通信簿はどうなるのか。注目したい。

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