超人気キャバ嬢ヤマトリノ再逮捕! コカインとともに使用容疑かけられた「ケタミン」とは?

超人気キャバ嬢「ヤマトリノ」(Instagramより)

警視庁薬物銃器対策課は10月7日、インフルエンサーとして「ヤマトリノ」の名で活動するキャバクラ店従業員、田沢梨乃容疑者(27)を、コカインやケタミンを使用したとして麻薬取締法違反(使用)の疑いで再逮捕した。田沢容疑者は交際相手の会社役員、福本康太容疑者(28)とともに9月15日、コカイン約0.4グラムを所持した疑いで現行犯逮捕されており、今月6日には2人に対し、ケタミン約0.024グラムを所持した罪で東京地検が起訴していた。

尿検査で陽性反応が出たことが再逮捕につながる

再逮捕容疑は、9月15日かその前後に東京都周辺などで、若干量のコカインとケタミンを摂取した疑い。捜査関係者によると、2人が住むマンションからはコカインとケタミンが見つかり、尿検査で陽性反応が出たことが再逮捕につながったという。

9月15日の逮捕時、田沢容疑者はコカイン約0・4グラムを所持していた疑いを持たれた。交際相手の福本容疑者も同日に現行犯逮捕され、2人は麻薬取締法違反(所持)の疑いで捜査を受けていた。その後の調べで、ケタミン約0・024グラムの所持が確認され、東京地検は10月6日、2人を同法違反(所持)罪で起訴した。

今回の再逮捕で、捜査は所持から使用へと広がった。警視庁は、自宅から押収された白色粉末が入った袋の一部からコカインとケタミンの成分を検出したほか、逮捕後に行った尿検査で陽性反応を確認。2人が9月、東京都内などで違法薬物を使用した疑いを強めていたとみられる。

医療でも使われるケタミンは日本では所持や使用が厳格に規制

ここで意外と知られていないのは、麻薬物質「ケタミン」。手術や検査・処置の際に用いられる麻酔・鎮痛作用を持つ医薬品で、日本では麻薬及び向精神薬取締法上の「麻薬」に指定されている。医療目的であれば医師らが免許を得て使用できる一方、無許可での所持や使用は違法となる。 

 医療では麻酔や鎮痛に使用──「自白薬」と認知されることも

ケタミンは「解離性麻酔薬」と呼ばれ、意識と感覚を一時的に切り離すような作用を持つ。医療目的を離れて摂取すると、幻覚、解離感、判断力の低下などを引き起こす恐れがある。裏社会では、いわゆる「自白薬」として知られている。

米国では連邦法上、ケタミンは規制薬物とされ、麻酔用途が認められている。うつ病などの治療への使用は、医師の判断による適応外処方として行われる場合がある。カナダや英国でも医療用途は認められているが、非医療目的の所持や販売は違法とされるが、一方で、東アジアや東南アジアを中心に非医療目的での流通が懸念されている。

クリニックで処方箋をもらい入手し転売するルートも

「ケタミンは、完全に違法な薬物というより、医療では有効な麻酔・鎮痛薬です。日本では麻薬指定によって厳格に管理されている薬剤ですが、うつ病などの精神的疾病を理由にクリニックなどで処方箋をもらい薬を入手し、転売する不届きものもいます。今回の事件も闇の入手ルート解明に当局も躍起になっているのでは」と医療関係者は明かす。

今後、逮捕された2人の薬物入手ルートにも捜査が及びそうだ。

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