石橋静河『ブラッサム』本格始動!“奔放ヒロイン”で朝ドラ低迷の重苦しい空気を一掃できるか

石橋静河(NHK大阪放送局のXより)
女優・石橋静河(32)が主演するNHK連続テレビ小説『ブラッサム』が第2週に入り、早くも波乱の展開を迎えている。

10月8日放送の第9回では、主人公・葉野珠が嫁入りからわずか3日で婚家を飛び出し、厳格だった父・清治(渡部篤郎)にも病の影が忍び寄った。

「難しい役どころだが、彼女ならきっとこの重苦しい空気を一変させてくれるはずだ」

NHK関係者からは、そんな熱烈な期待の声も上がっているが、石橋演じる主人公・葉野珠のモデルは、明治から平成の文壇を駆け抜けた作家・宇野千代。尾崎士郎や東郷青児といった名だたる文化人たちと幾度も浮名を流し、華麗な恋愛遍歴を重ねた“奔放無頼の女傑”である。

「清廉潔白やお行儀の良さばかりが求められがちな昨今の朝ドラにおいて、自分の思いに赴くがまま…愛欲と情熱に生きた魔性のヒロイン像は、まさに異色中の異色といっても過言ではない。色々な意味で話題になることを計算に入れて描くわけです。この難しい役柄を演じるにふさわしい女優として、原田美枝子と石橋凌を両親に持つ2世女優の石橋静河が起用されました」(芸能プロ関係者)

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前作の低迷ムードを払拭できるか

ちなみに、NHK関係者が語る「冒頭の重苦しい空気」とは、9月25日に最終回を迎えた見上愛(25)&上坂樹里(21)ダブル主演の『風、薫る』が、視聴率で苦戦したことだ。

期間平均世帯視聴率は13.8%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)。前作『ばけばけ』の15.2%を1.4ポイント下回り、近年の朝ドラでも低い水準となった。

「『風、薫る』にどれだけ視聴者が納得したのか…。『ブラッサム』は絶対に失敗ができないと上層部は血眼になっている。石橋の脇を固める布陣も、晩年役の加賀まりこをはじめ、朝ドラ初参戦の松たか子、渡部篤郎、国仲涼子と重鎮でガチガチに固めました。まさに大河ドラマ並みの体制になっています」(同)

中でも注目されるのが、従来の朝ドラとは一線を画す奔放なヒロイン像だ。

9月7日に行われた完成披露試写会では、晩年の珠を演じる加賀まりこが制作陣に「綺麗事にしないで」と伝え、石橋にも「ぶりっ子ヒロインはやらないで」と助言したことが明かされている。

物語は10月5日から第2週「父からの、解放」に突入。石橋演じる成長した珠が本格的に登場し、女性の生き方が厳しく制限された時代に、自らの人生を切り開こうともがく姿が描かれている。

前作の視聴率低迷という逆風の中でバトンを渡された石橋。

朝ドラらしからぬ奔放な“魔性の女”をどう演じ、朝の茶の間に新風を巻き起こすのか。

その真価が問われるのは、まさにこれからだ。

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