「みなさまのNHK」はどこへ…性被害職員の異動に3年かかった“前例踏襲”の闇【NHK女子アナ戦国時代5】

9月16日会見で露呈した深刻さ

9月16日に行われた定例会見で事態のさらなる深刻さが露呈した。井上樹彦会長は番組出演者からの性被害事案に加え、9月9日付で20代の記者職が相手の同意なく性的な身体接触に及んだとして、最も重い懲戒免職処分を下したことを明らかにしたのだ。

会長は冒頭、これらの事案を極めて重く受け止めていると陳謝。被害者の特定につながる恐れがあるとして、記者の性別や所属などは明らかにしなかった。一方で、飲酒に関わるリスク事案が後を絶たないとして、飲酒に関するガイドラインの策定を検討する考えを示し、業界の慣習であっても必要なら見直していく姿勢を語った。

「ガイドラインはまだ検討の段階で、実効性が問われるのはこれからです。再発防止策や情報開示がどこまで示されるのか、巨大組織の澱みがそう簡単に浄化されるとは思えません。まだまだ道半ばの状態です」(別のNHK関係者)

みなさまのNHKはどこへやら。

【NHK女子アナ戦国時代6】へ続く

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