松居一代と船越英一郎の泥沼離婚…YouTube告発から「やりました!」会見、不起訴まで全軌跡

「やりました!」会見と合意内容のギャップ

12月13日、東京家庭裁判所で開かれた第2回の調停で、双方が出席して離婚が成立した。翌14日にホリプロが発表した内容によると、慰謝料と財産分与はなく、船越が建築費の一部を負担した都内の自宅は、松居が船越の持ち分を買い取ることになったという。

15日、松居は都内で記者会見を開き、「やりました」と喜びをあらわにした。実母に電話で報告する場面もあり、離婚成立を自らの「勝利」と位置づけた形だ。

ただし、調停離婚は双方の合意によるもので、勝ち負けを裁判所が判断する手続きではない。調停の成立が、動画やブログで語られた告発の真偽を確定させたわけでもなかった。

和解、書類送検、不起訴…法的手続きの結末

離婚後も、法的な後始末は続いた。2018年5月16日、ホリプロと松居の民事訴訟は和解で終結。松居が遺憾の意を示し、同社の名誉権や営業権を侵害する行為をしないと確認する内容で、金銭の支払いに関する条項はなかったとされる。

一方、船越個人による刑事告訴は別の流れだった。5月23日、松居は自身が名誉毀損で刑事告訴されていることを公表。告訴は2017年のうちに行われていたとされる。松居は翌24日に警視庁北沢署で事情聴取を受け、6月に書類送検された。

9月19日、容疑を認めたとされる松居は、起訴猶予による不起訴処分となった。船越の代理人弁護士は翌20日、松居が深く反省し、同様の表現を繰り返さないと確約したと検察庁から説明を受けたとして、「今回に限り」宥恕(ゆうじょ)すると発表した。

ネットで直接発信する効果と危うさを芸能界に突きつけたこの騒動は、告発の真偽について民事・刑事の両面で判決が出ることはなく、ホリプロとの民事訴訟は和解で終結、船越も不起訴となった松居を宥恕する意向を示した。こうして騒動は幕を閉じたが、「理想の夫婦」と呼ばれた過去との落差が、世間の記憶に残り続けることとなったのである。

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