仁徳天皇陵はただの小山、ボートレースも大荒れの一日【漢の旅 大阪府岸住之江市(2)】

2日目の大苦戦と立ち飲みの聖地・堺東

ボートレース住之江

そして日も傾き始めた頃、再び堺駅からバスでボートレース場へ。前日の黒字収支に気を良くし、2日目は見(ケン)もなしに勝負開始するも序盤から大荒れ、1Rは④②⑤で2連単3560円3連単15000円超え。2Rは④にA級1班がいてアウト人気だが結果は②③①とイン勢決着して2連単2770円、3連単9120円の高配当。どういうことだよ…もうぜんぜん的中気配がない。 

3RはF持ちの③を切ってA級②④から、1Mで④の強引なまくり差しによってあっさり②からの舟券は紙クズ。まったく目のない結果続き。4Rも④が1着。スタンドの影が届かないイン側だけが水温高いとか、夏場独特の特殊条件でもあるのだろうか? でも昨日は序盤戦でインも勝ったじゃないか……謎だ。5Rシード戦も④が1着。出目で買ってれば的中だが。三連単④⑥⑤がたった1770円!? ウーン難しい。

ホルモンうどん

この日はどうもフィーリングが合わない。場内売店で名物ホルモンうどん(茹でたうどんに煮込みをぶっかける)を食して気を落ち着かせ、勝負を続けるも、後半戦は目の流れが変わって7R①②③、8R①③②と硬い結果に。「こりゃ、今日は目なしだ」と早々に諦め、夜の堺へ戻ることにした。

南大阪ツアー後半戦・ボートレースの部は2日間で14戦2勝、勝率1割4分3厘、回収率は124%と、かろうじて黒字をキープした。しかし2日目の成績に納得がいかない。ギャンブル場のローカル特性を克服する研究を続けねば。
 

ディープな堺東ナイト 

立ち飲みの聖地に出陣!

バスに揺られ堺駅西口、そこで乗り換えて東口から堺東駅前へ。ここは知られざる立ち飲みの聖地。駅前商店街の脇道にみっしり立ち飲み屋が並ぶ。昭和から続くクラシカルな立ち飲み屋がある一方、代替わりして若い人が切り盛りするニューウェーブ系があるのも楽しい。

1軒目はそんな若者向けの『STAND 肉426(ようじろう)』からスタート。店長がオリジナルカレーも出すスパイス研究者で、「自家製スパイスハイボール」はクミンどっさりのカレー風味ハイボール。チャレンジメニューが多いものの、肉みそ冷奴などはオッサンの舌にも癒しの味。飲んでいるとドカドカ客が増えてきて、30分ほどで移動した。

ニューウェーブの次はオーセンティックにしようと、古めかしい『ひろ』という店に入ると、店内で完全にできあがったオッサン客が「アンタどっから来たの? 東京? ほな飲もう!」とめちゃくちゃ歓待。地元民とヨタ話しながら酎ハイでベロベロに。カラオケバー店長という常連客に自分の店に誘われたが、実は翌日、早朝のジェットスター便で帰京なので深酒は禁物なのだ。

歩いていると、スナックビルも気になる。名残惜しいが今回は2軒で切り上げ、堺東駅から再びバスに乗り、堺駅へ戻ってホテルに帰投。帰れて良かった…と一安心。

翌朝は5時に起きて6時に電車、7時半には飛行機搭乗という健康的スケジュールだ。堺東は楽しかった。また来なければ。

『週刊実話 ザ・タブー』11月7日号より

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