マリエ、震災直後の炎上から枕営業告発までの13年 今はパリ発デザイナーに【スター失言史第10回】

10年後、枕営業強要を告発

その後、ファッションデザイナーとしての活動を始め、メディア露出も再開し始めていた彼女であったが、事件から10年が経過した2021年4月、インスタグラムの生配信で再び芸能界を揺るがす発言を行う。過去の芸能界における「不適切な商慣習(枕営業の強要)」について、実名を挙げて告発したのだ。

夕刊紙記者は、こう解説する。

「この告発は、芸能界の構造問題を告発するものとしてネット上で凄まじい注目を集めた。正義の告発という側面を評価する声があった一方で、物証のない古い記憶の暴露であることや、現在も第一線で活躍するタレントを巻き込んだことで、メディアビジネスの観点からは『起用におけるリスクが非常に高い人物』とみなされる結果となり、テレビ復帰の道はより険しいものとなった」

二度にわたる大きな炎上と試練を経験したマリエだが、彼女のクリエイティビティと、社会をより良くしたいという情熱は、別の形で素晴らしい実を結んでいる。

デザイナーとして世界で活躍

彼女はニューヨークの美術大学で学んだ本格的な知識を活かし、自身のアパレルブランド『PASCAL MARIE DESMARAIS』を設立。サステナブルや環境問題に配慮した素材選びなど、時代の先を行くクリエイティブなデザイナーとして、国内外で高い評価を得るようになった。

さらにプライベートでは、メキシコでの出産を経て、現在は日本とメキシコを行き来する豊かな2拠点生活を送っている。

「現在の彼女は、芸能界という枠を飛び出し、世界の美しい環境の中で自分らしい表現とライフスタイルを確立している。過去の言葉に縛られず、自らの手で真のセレブとしての新しい生き方を切り拓いた彼女の姿は、多くの人々に新しいインスピレーションを与えています」(前出・芸能担当記者)

(最終回に続く)

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